ゲゲゲのしげ爺　ほりほりずむ宣言

日本有数の歴史と伝統を誇る監査法人、
薄衣佐吉事務所創業者、薄衣佐吉（うすぎさきち）氏は、
人間の修身の度合いとして全部で７つの段階があることを説かれました。

その7段階とは・・・・・

第１段階　自己中心の心
　　　　　赤ちゃんの段階。自分の欲求だけに生きている段階。
第２段階　自己準備性の心
　　　　　幼稚園児の段階。用事は手伝える段階。
第３段階　自立力の段階
　　　　　成人を迎え、自立する段階。
第４段階　開発力の段階
　　　　　困難に立ち向かい、開発改善していく力を持つ段階。
第５段階　指導力の段階
　　　　　部下の指導ができる段階。
第６段階　包容力の段階
　　　　　好き嫌いを超えて、人を包容していく段階。
第７段階　感化力の段階
　　　　　自ずと他に感化を与える段階。

・・・・・ですが、
氏によると、人は歳月とともに身体的年齢は増えますが、
心の発達は必ずしも歳月に比例するわけではなく、
75パーセントの人が１段階目の「自己中心の心の段階」で終わり、
３段階目である「自立力の段階」までいくのは15パーセント、
４段階目の「開発力」以上の段階に至るのは
わずか10パーセントにも満たないと述べられています。

なぜ人間は、年齢とともに、
等しく健全なメンタル及びスピリチュアルな発達を遂げることができないのか・・・・・？
それは、
人間がメンタル・スピリチュアルな成長、発達を遂げることを阻害、
ブロックする要因を持っているからです。

それは、突き詰めると・・・・・

１．被害者意識
２．依存心
３．妙なプライド

・・・・・の３つに集約されます。

古代メキシコの伝統を現代に引き継ぐトルテック（シャーマン）である
ドン・ミゲル・ルイス氏の著書・・・・・

『四つの約束』
（コスモス・ライブラリー刊　1999年）

・・・・・の要点は、

1.正しい言葉を使うこと　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　（Be Impeccable with Your Word.）　
2.何事も個人的に受け取らないこと
　（Don't Take anything Personally.）
3.思い込みをしないこと
　（Don't Make Assumptions.）
4.常にベストを尽くすこと 　
　（Always Do Your Best.）

・・・・・ですが、
この４つの実践こそが、
実は３つのメンタル・スピリチュアルなブロックを打ち破る方法なのです。

３つのブロック・・・・・

１．被害者意識
２．依存心
３．妙なプライド

・・・・・があればあるほど、

１．正しい言葉を使っていない
２．何事も個人的に受け取っている
３．思い込みをしている
４．常にベストを尽くしていない

・・・・・という状態に陥っています。

ゆえに、逆に・・・・・

1.正しい言葉を使う　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
2.何事も個人的に受け取らない
3.思い込みをしない
4.常にベストを尽くす

・・・・・という自分との約束を実践していくと、

３つのブロック・・・・・

１．被害者意識
２．依存心
３．妙なプライド

・・・・・が、
次第に・・・・・

１．自己責任意識
２．自立心
３．健全なプライド、矜持（きょうじ）

・・・・・に置き換えられ、
心と魂の健全な成長を促すことができるというわけなのです。