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Posted by さがファンブログ事務局 at

2012年02月29日

iタウンページ版ホームページ

黄色い表紙でお馴染みの、
NTT発行、日本版イエロー・ページ・・・・・

『タウンページ』。
http://tpnet.ntt-tp.co.jp/index.html

そのインターネット版である・・・・・

『iタウンページ』
http://itp.ne.jp/

・・・・・に、
しげた総合診療クリニックを掲載することにいたしました。

写真が開業準備中のものであったり、
地図が少々不正確であったりと、
若干の手直しは必要なのですが、
一応アップさせていただきました。


現在のところ
しげた総合診療クリニックの
公式なホームページはございませんので、
しばらくの間はこの・・・・・

『iタウンページ版』

・・・・・を、
公式のホームページとさせて頂きます。

Facebookページと併せて
ご参考にしていただければ幸いです・・・・・。

http://nttbj.itp.ne.jp/0952649800/index.html

http://on.fb.me/xYzSEi   

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 22:38Comments(0)

2012年02月28日

本日、愛弟子勉強会。

累積納税額日本一と称される
『銀座まるかん』の創業者、
斎藤 一人さん。

しげた総合診療クリニックでは、
毎月第4火曜日の昼休みに
『青空ころころ』さんのご協力を得て・・・・・

『斎藤一人さん愛弟子勉強会』

・・・・・を開催しております。

今回はその3回目。

哲人・中村天風師をはじめ、
古今東西、
実に様々な方々が
日頃からの言葉使いの大切さを説いておられますが、
一人さんもその1人。

愚痴、不平不満、泣き言、文句、悪口などの
『五戒』、すなわち・・・・・

『地獄言葉』

・・・・・を出来るだけ減らし、

『ついてる、
 うれしい、
 たのしい、
 感謝してます、
 幸せ、
 ありがとう、
 許します』

・・・・・などの
いわゆる・・・・・

『天国言葉』

・・・・・を日頃から使うように
一人さんは說明されていますが、
今回の勉強会ではそのちょっとしたコツを教わりました。

そのコツとは・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 20:22Comments(0)

2012年02月27日

花粉症治療、風雲竜虎編

花粉症の季節がやってきました。

花粉症とは
植物の花粉によって引き起こされるⅠ型アレルギーで、
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみを特徴とする症候群。

花粉症の治療には様々なものがありますが、
漢方薬も効果的な治療法の1つです。

副作用も少なく、
比較的に安心して使用することができますし、
対症療法のみならず、
体質改善という原因療法にもなり得る優れた治療法と言えるのではないでしょうか。

さて、花粉症治療で最も有名な薬剤と言えば・・・・・

『小青竜湯』。

● 麻黄(まおう)
● 桂皮(けいひ)
● 芍薬(しゃくやく)
● 半夏(はんげ)
● 五味子(ごみし)
● 細辛(さいしん)
● 乾姜(かんきょう)
● 甘草(かんぞう)

・・・・・の8つの生薬から構成される漢方薬。

『青竜』とは、
中国神話に登場する・・・・・

『四神』

・・・・・の1つで、
東方を守護する神獣。

(西は白虎、南は朱雀、北は玄武)

小青竜湯には、
発汗作用があり、
水分代謝を改善させ、
体内の熱や腫れ、痛みを発散させる作用があります。
西洋医学的にも
気管支拡張作用、抗アレルギー作用、抗炎症作用などが認められており、
西洋的な一般診療においても
割とポピュラーに使用されているお薬です。

さて、
『龍』と言えば・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 20:46Comments(0)

2012年02月26日

これがいいのだ。

矢山クリニック勤務時代、
私は・・・・・

『座禅断食』

・・・・・を体験させて頂きました。

ご指導いただいたのが、
臨済宗妙心寺派のお坊さん・・・・・

野口法蔵先生。

その野口氏の著書・・・・・

『これでいいのだ』
(七つ森書館)

・・・・・を、最近読ませて頂きました。

これでいいのだといっていると
家族が変わる
職場が変わる
まわりが変わる
だから
これでいいのだ!

これでいいのだといっていると
自分が変わり
世界が変わるのだ
だから
これでいいのだ!

これでいいのだといっていると
つまらないことはどうでも良くなる
たいしたことでは実はなかった
だから
これでいいのだ!


『これでいいのだ』

・・・・・は、
もともと・・・・・

『天才バカボン』の登場人物、
バカボンパパの口癖。

『バカボン』とは
『婆伽梵』、即ち・・・・・

『煩悩を超越した徳のある人物』

・・・・・を意味しています。

『これでいいのだ』

・・・・・は、
実は『悟り(覚り)』の境地を表現した言葉なのです。

『これでいいのだ』は
『実にいいのだ』なのですが、
最近私はさらに・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(0)

2012年02月25日

漢方薬は、これでもいいのだ・・・・・!!

しげた総合診療クリニックは、
西洋医学に留まらない総合診療を目指し・・・・・

『ホリホリズム宣言』

・・・・・を掲げ、
基本的に診療科目として・・・・・

● 一般内科
● 漢方内科
● アレルギー科
● 心療内科
● 小児科

・・・・・を標榜しております。

当院の究極の目標は
WHOが提唱した真の健康、即ち・・・・・

『心と身体と魂の健康』

・・・・・なのですが、
『未病を治す』概念を含んでいる東洋医学、
漢方医学はその目標の達成のために
欠かせない存在となっています。

漢方薬の楽しみの1つが
その香りと味。

まるでお酒を嗜むが如く
その特徴ある香りと味を楽しみながら服用するのが
漢方薬の醍醐味とも言えるのですが、
ここ最近・・・・・
  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 22:14Comments(0)

2012年02月24日

ブラザー・サン シスター・ムーン

本日は如月(本当の2月)の3日。

今夜の月は、
いわゆる三日月です。

私のここ最近の愛読書の1つ・・・・・

『マザー・テレサ 日々のことば』
(女子パウロ会)

・・・・・の本日のことばは、
映画・・・・・

『ブラザー・サン シスター・ムーン』

・・・・・でも有名な、
カトリック修道士・・・・・

アッシジのフランチェスコ

・・・・・の『平和の祈り』でした。

主よ、
私をあなたの平和の道具としてください。

憎しみのある所に愛を、
不当な扱いのある所に赦しを、
分裂のある所に和解を、
誤りのある所に真実を、
疑いのある所に信頼を、
絶望のある所に希望を、
闇のある所に光を、
悲しみのある所に喜びを
もたらすことができますように。

主よ、
どうか私に
慰められるよりも慰めることを、
理解されることよりも理解することを、
愛されるよりも愛することを、
人々にもたらすことをもとめさせてください。

自分を忘れることによって
自分を見い出し、
赦すことによって
赦され、
死ぬことによって永遠の命を生きるのですから。


最近、私は・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:58Comments(0)

2012年02月23日

インフルエンザの迅速検査について・・・・・

インフルエンザの流行も下火になってきたとはいえ、
まだまだこの疾患の患者さんが来院される今日この頃、
皆さまいかがお過ごしでしょうか・・・・・?

私は今夜も当直先の病院で
インフルエンザの診療をしております。

さて、今回はインフルエンザの迅速検査のお話を・・・・・・。

近年、
咽頭拭い液や鼻腔拭い液などの検体を使って、
迅速にインフルエンザを診断する・・・・・

『インフルエンザ迅速検査キット』

・・・・・が普及し、
インフルエンザ・ウィルス感染の有無の検査が
比較的簡単に、迅速に行われるようになって来ました。

しかし、ここで注意すべき点があって・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 21:19Comments(0)

2012年02月22日

新月に目標を立てる

皆さま、こんばんは。

本日2月22日は
今年2回目の新月の日。

本当の2月である・・・・・

『如月(きさらぎ)』

・・・・・の始まりであります。

俗説に・・・・・

『人は満ち潮の時に生まれやすい』
『引き潮の時に死ぬ人が多い』
『満月の日は出産が多い』
『人間の死や誕生には月の満ち欠けが関係している』

・・・・・というものがありますが、
臨床現場の経験上、
あながち嘘ではないような気がしています。

昨夜、当直中に
2人の患者さんをお見送りしながら
そんなことを考えていた際に、
ふと思いつきました。

それは・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(0)

2012年02月21日

水曜午後以外もアロマの日

本日は実は睦月の三十日(晦日)。

明日は新月。
如月(2月)の始まりです。

インフルエンザも下火になってきたとはいえ、
まだまだA型・B型、ともに流行していたり、
スギ花粉が飛びはじめて
花粉症の患者さんもちらほらと出始めている今日この頃、
皆さまいかがお過ごしでしょうか・・・・・?

しげた総合診療クリニックの診療科目は
基本的には・・・・・

● 一般内科
● 漢方内科
● アレルギー科
● 心療内科
● 小児科

・・・・・ですが、

『ホリホリズム宣言』

・・・・・をしている関係上、
それとは別に自由診療部門として・・・・・

● デトックス内科
● リラックス内科
● グッド・エイジング内科 

・・・・・を設けています。

その1つ、
リラックス内科の要として位置づけているのが・・・・・

『アロマ・セラピー』。

アロマ・セラピーの活動は
セラピストの関係上、
水曜日の午後のみ行なっていましたが、
予想以上にストレスを抱えていらっしゃる方が数多く、
そのニーズが高まってきたため、
やむを得ず他の曜日も行うようにいたしました。

新しく加わったセラピストは・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:51Comments(2)

2012年02月20日

『天球の音楽』と『人間の音楽』

古代ギリシアの数学・哲学者ピタゴラス、
哲学者プラトン、
古代ローマの天文学者プトレマイオス、
ドイツの天文学者ケプラーは・・・・・

『太陽系に存在する惑星は、
 回転しながら固有の振動、波動、音を発し、
 太陽系全体で音楽を奏でている』

・・・といったことを主張していました。

このように、
惑星などの天体が
音を発したり、歌を歌ったり、
音楽を奏でているとういう発想を・・・

『天球の音楽』

・・・と呼ぶのだそうです。

もちろん、実際にそのような『音楽』が
耳に直接聞こえることはありませんが、
ケプラーは、『天球の音楽』は・・・・・

『精神で受け取るもの』

・・・であると捉えていました。

また、
ピタゴラスは・・・・・

『病気の原因は魂の不調和である』

『宇宙の本質は「調和」である』

『音楽は宇宙の法則の反映である』

『音楽は魂を調律する』

『音楽は魂を調律して、覚醒させる』

『音楽は魂を本来の姿に戻す』

『音楽は心さえも通り抜け、魂にまで浸透する』

・・・・・ということを主張していました。

矢山クリニック勤務時代、
私は・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 21:28Comments(2)

2012年02月19日

漢方内科

皆さま、こんばんは。

本日は24節気でいうところの・・・・・

『雨水(うすい)』

・・・・・の日。

『陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり』

雪が解け、雨水となり、
春の兆しが認められる季節の到来です。

本日は
太陽が天球上の魚座の位置に移動する日で、
西洋占星術で言うところの・・・・・

『魚座』

・・・・・の始まりの日でもあります。

さて、
本日はしげた総合診療クリニックの主な診療科・・・・・

『漢方内科』

・・・・・について簡単に解説いたします。

『漢方』は、
中国古来の医学・・・・・

『中医学』

・・・・・をベースに、
日本独自に体系化された伝統医学です。

江戸時代、
この漢方医学は黄金期を向かえました。

医師と言えば漢方医師。

江戸時代、西洋医は・・・・・

『蘭方医』

・・・・・と呼ばれ、
その地位は漢方医の下に置かれていました。

しかし、明治維新後にその地位は逆転。
漢方は次第に衰退の歴史を辿ります。

そんな状況ではありましたが、
患者さん方のニーズが衰退していくことはなく、
1976年、漢方エキス製剤がついに健康保険診療で使えるようになりました。

ここに漢方医療は復活。

現在でも・・・・・

『漢方薬で病気が治るわけないだろう』

・・・・・と仰る時代遅れのドクターも中にはいらっしゃるようですが、
全国の大学でも漢方の教育が開始され、
今では医師の8割が漢方薬を使うようになりました。

そして・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(0)

2012年02月17日

『六不治(ろくふち)』と『六治(ろくち)』

古代中国の伝説的な名医・・・・・

『扁鵲(へんじゃく)』

・・・・・は、
脈診の祖として有名です。

その扁鵲が・・・・・

『どうすれば病気が治るか・・・・・?』

・・・・・ではなくて、

『どうして病気が治らないのか・・・・・?』

・・・・・に焦点を当てた概念、
その6つの理由を述べたものが・・・・・

『六不治(ろくふち)』

・・・・・です。
即ち・・・・・

一の不治 驕恣(きょうし)して理を論ぜず
二の不治 身を輕んじて財を重きにす
三の不治 衣食の適すること能ず
四の不治 陰陽並びて藏氣定まらず
五の不治 形羸(つか)れて服藥すること能ず
六の不治 巫を信じて醫を信じず

簡単に解説すると・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 20:14Comments(0)

2012年02月16日

15日だから、オフサイト・ミーティング。

本日は2月16日、
昨日は2月15日でした。

15日が来る度に思い出す言葉が・・・・・

『今日は15日じゃないからさ・・・・・』。

これは・・・・・

『もう、不満は言わない』
(ウィル・ボウエン著 高橋由紀子訳 サンマーク出版)

・・・・・の中に
出てくるエピソード・・・・・

『不満を言わないと寿命が延びる』

・・・・・に登場する、
末期の肺ガン患者、H氏の言葉です。

ボウエン:「君はこんな大変なときも、愚痴1つこぼさないね・・・・・。」

H:「15日じゃないからさ。
   診断を聞いたとき、
   これは厳しいことになるなと思った。
   神様や医学を呪ったり、
   まわりに八つ当たりして過ごすこともできるけど、
   人生のいいことだけを考えて生きることもできる。
   それで俺は1ヶ月のうち1日だけ、
   不幸せになって不平不満を言う日をつくったんだ。
   それを15日とした。
   耐えがたいことが起こって、愚痴をこぼしたくなっても、
   その日まで待とうってね・・・・・。」

ボウエン:「しかし、毎月15日には
       ずいぶん落ち込むだろう?」

H:「いや、
   その日がくる頃には、
   何を愚痴ろうと思っていたのか忘れちゃうんだ。」

H氏はその後、
愚痴をこぼすこともなく、
ユーモアのセンスも失わず、
自分の人生がいかに素晴らしく、恵まれたものであったかを
周囲の人々に語り、幸せを分け与えながら人生を終えたのだそうです。

その期間は、
主治医の予想であった、
余命半年をはるかに超える4倍の期間でした。

解決よりも問題そのものに注目した
負のエネルギーを持った発言、
即ち・・・・・

1. 不平・不満
2. 愚痴
3. 泣言
4. 文句
5. 悪口

・・・・・の『五戒(ごかい)』を言わないように心がけて
実践すると、寿命さえも伸びてしまうのです。

・・・・・ということで、
しげた総合診療クリニックでは毎月15日を・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 20:29Comments(0)

2012年02月14日

バレンタイン症候群

本日2月14日はバレンタイン・デーです。

その本質は、
ローマ神話においては
主神ユーピテルの妻にして
女神のトップであるユノーの日。

ギリシア神話においては
最高神ゼウスの妻にして
やはり女神の頂点であるヘラの日。

西暦250年頃、
時のローマ皇帝クラウディウス2世は、
ローマ兵の士気が落ちてしまうのを防止するために、
ローマでの結婚を禁止してしまいます。

キリスト教司祭であったバレンタインは
その命に背き、
秘密裏に結婚の儀を執り行っていたところを
クラウディウスに発見され、
このユノーの日(ヘラの日)に処刑されてしまいます。

日本ではこの日はチョコレートの日、
女性から男性に贈り物をする日になってしまいましたが、
その本質はローマ神話、ギリシア神話、キリスト教の祭日なのです。

その後、バレンタイン・デーは様々な記念日を派生し・・・・・

3月14日のホワイト・デー、
4月14日のオレンジ・デー、
       ブラック・デー、
5月14日のローズ・デー、
       イエロー・デー、
7月14日シルバーデー、
8月14日のグリーン・デー

・・・・・などなど、
もはや訳のわからない状態になっている模様です。

ところで、
チョコレートの原料と言えば・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 20:29Comments(0)

2012年02月13日

脈診の歴史と展望

『漢方医で脈診を論ずる者は、
 すべて扁鵲の流れを汲む』

脈診の歴史は、
古代中国の伝説的名医と称される・・・・・

扁鵲(へんじゃく)

・・・・・に始まります。

扁鵲は
隠者、長桑君に秘密の医術を学び、開眼。
脈を診て患者の状態をことごとく正確に診ることができたと伝えられています。

彼の名は中国全土に広がり、
扁鵲は各地を訪問。
そしてその土地々々の習俗に従って柔軟に対応。
その地域が子供を大切にする地域であった場合は小児科医となり、
婦人を大切にする地域であった場合は婦人科医を務め、
老人を大切にする地域であった場合は老人科医として働きました。

(まさに古代中国の総合診療医。)

その扁鵲が記したと言われている書物が・・・・・

『難経(なんぎょう)』。

難経には
脈診や経絡治療の基本理論、中心理論が解説されており、
東洋医学を志す者にとって、
この書物はバイブルのような存在です。

この書を初めて読んだ時・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 20:45Comments(2)

2012年02月12日

東洋医学の伝統的診察法、脈診について・・・・・

東洋医学の基本的、伝統的診察法と言えば・・・・・

1. 望診
2. 聞診
3. 問診
4.切診

・・・・・の4つ。

その4つめである『切診』は、
西洋医学でいう・・・・・

『触診』  

・・・・・に相当します。

『切』とは『触れる』ことを意味し、
触覚によって医療的な情報を収集する診察法が
この『切診』なのです。

東洋医学の触診、切診には大きく・・・・・

1. 脈診
2. 腹診

・・・・・の2つがありますが、
西洋医学で言う『脈診』『腹診』とは、
その意味が大きく異なっています。

今回はその1つ、『脈診』について解説します。

西洋医学における脈診は
その数、速さ(心拍)とリズム、強さなどを診断の助けとしますが、
東洋医学ではさらに・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(2)

2012年02月11日

セカンド・セルフ

ジャヤ・チャリハ & エドワード・レ・ジョリー編集、
いなます みかこ訳、
女子パウロ会発行の・・・・・

『マザー・テレサ
 日々のことば』

・・・・・は、
最近の日々の私の愛読書です。

診療が始まる前に一読し、
心を一旦鎮め、
フラットに戻してから診療に入るよう、心がけています。

私の実家は仏教徒(臨済宗)で、
キリスト教で言われている・・・・・

『愛』

・・・・・が、
正直今ひとつ理解出来ない所がありはするのですが、
マザー・テレサの言葉の数々には、素直に感動いたします。

今回はその抜粋をご紹介いたします・・・・・。

『Second Self(セカンド・セルフ)』

マザー・テレサによると、
病気の人や身体の不自由な人と
その方々のために奉仕する人は、
お互いにもう1人の自分なのだそうです。

医療を施す側と受ける側は互いにもう1人の自分。
お互いが自分。
両者で一者。
ペアで1つの存在。

この発想で医療が行われれば、
現場の数々の問題が解決されるような気がしてなりません。

『謙虚であることを通して、
 愛することができる人に成長する。
 謙虚さは、聖性の始まりです。』

謙虚さを忘れないように心がけます・・・・・。

『True Love
 「愛」という言葉は誤解され、間違って使われています。』

私も多分間違って使っているような気がします。

『愛とは分かち合うこと、
 私たちにある最善のものを与えること。』

自分にある最善のものとは一体・・・・・???

『愛とは行為に表れるもの。』

行為に表れないものは愛とは呼べないのかもしれません。

『仕事の最中でも、祈ることはできる。
 仕事は祈りを妨げないし、
 祈りもまた、仕事を妨げることはない。』

医療活動は、祈りそのものだと思います。
私も常に祈るような気持ちで仕事をしています。

『病気は全ての人を不意に襲う』

・・・・・故に、相手がどんな人であるかに関わらず、
医者は全ての人のもとに出向きなさいと
マザー・テレサは仰っています。

『まなざしに静けさを保つこと。』

忙しくなると、ついつい表情も固くなり
まなざしも険しくなりがちです。
私は学生時代に空手をしていたこともあり、
真剣になるとついついまなざしが険しくなり、
別に怒ってもいないのに
周囲の方々に・・・・・

『今、怒ってますか・・・・・?』

・・・・・と言われることがよくあります。
まなざしに常に静けさを保つよう、心がけます・・・・・。  

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 22:47Comments(4)

2012年02月10日

『気』ではなくて『喜』を配る

つい先日、
富田薬品さんのご協力を得て、
しげた総合診療クリニックにて・・・・・

『接遇』

・・・・・の勉強会を行いました。

接遇において重要なのが・・・・・

『気配り』
『心配り』

・・・・・であるのは言うまでもないことではありますが、
時折、この・・・・・

『気配り』

・・・・・のし過ぎで、

『気疲れ』

・・・・・してしまっている人を見かけます。

実は私も人のことを言えた義理ではないのですが、
接遇の講習を受けながら
『気疲れ』するほどの『気配り』とは一体何なのか、
少し考えこんでしまいました。

結論・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 22:30Comments(6)

2012年02月09日

新規開業開院の自己紹介

佐賀では本日も雪が降り、
大変寒い日がつづいておりますが
皆さま、いかがお過ごしでしょうか・・・・・?

小生、
只今クリニック近くのK病院で当直中です。

しげた総合診療クリニックは入院施設がありませんので、
外来患者さんに入院治療が必要になった場合は、
この病院に入院させていただくよう
お願いしています。

今夜も様々な患者さんが来院されていらっしゃいますが、
佐賀市医師会の会報に掲載される予定の
新規開業のご挨拶の原稿の締切が明日までであったことを
ふと思いだしてしまい、
外来の合間々々に速効で書いている最中であります。

折角書いたので、
この場でも公開したいと思います・・・・・。  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 23:00Comments(0)

2012年02月08日

獅子座で満月・・・・・。

皆さま、こんばんは。

本日は、
睦月(本当の1月)の満月の日です。

佐賀では雪が降っており
綺麗な満月が拝めなくて少々残念ですが、
雪の舞う中、時折姿を現す満月は
実に幻想的であります。

今回の満月は、
実は今年最初の満月。

しかも、獅子座の位置での満月であり、
獅子座の私にとっては・・・・・

『積み重ねてきたものが完成するタイミング』

・・・・・なのだそうです。

というわけで、
今夜は・・・・・
  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 23:19Comments(0)