2009年01月31日
インフルエンザ漢方
佐賀県内のインフルエンザの流行が
警報レベルになったとの情報提供がありました。
先週の佐賀県の定点あたりの患者数は
40.54(患者数1581人)で、
国の警報レベル、定点あたり30を
大きく上回ったのだそうです。
学級閉鎖も15校と急増。
そんな中、
三重県四日市の応急診療所では、
インフルエンザの治療薬『タミフル』が
盗難されるという事件が起こったり、
厚生労働省が
タミフル耐性インフルエンザの対策として、
もう一つの治療薬『リレンザ』の追加供給を、
製造販売元のグラクソ・スミスクライン(GSK)に要請するなど、
インフルエンザを巡る混乱は、
もうしばらく続きそうです・・・。
矢山クリニックのインフルエンザの対策としては、
ホメオパシーやフラワーエッセンス、
シューマン・エッセンスなどがありますが、
漢方薬の中にも、非常に効果が高く、
より安心で安全な薬があり、
よく使用されます。
それは・・・ 続きを読む
2009年01月30日
家で当直・・・?
一昔から基本的に医師は不足しがちなもので、
通常、我々医師は日頃から忙しいのが当たり前であり、
仕事、仕事で
家庭のことは疎かになりがちなものです・・・。
私もご多分にもれず、
仕事仕事の毎日を送っているわけですが、
下の娘がもう少し小さい頃、、
出勤時にこう言われていました・・・。
私:「じゃあ、行ってきま~す。」
娘:「行ってらっしゃ~い。
お父さん、またお家


私:「え?
来てもいいよって・・・。
あのねぇ、ここはね、お父さんの家


娘:「ふ~ん・・・???」
夜、クリニックから呼び出しがかかり、
出かける時には、こう言われます・・・。
娘:「お父さん、クリニックに帰るの~?」

私:「は?
いやいや、クリニックには『帰る』んじゃなくて、
『行く』んだよ・・・。」

娘:「・・・???(考え込んで)
でも、クリニックに帰るんでしょう・・・?」
私:「いやいや、そうじゃなくて、
お父さんの家はここだから、
クリニックには『帰る』んじゃなくて、『行く』んだよ・・。」

娘:「ふ~ん・・・???」
仕事も一段落して、夜、自宅で

今度はこう言われます・・・。 続きを読む
2009年01月29日
相棒 第13話 「超能力少年」
テレビ朝日・東映制作の人気テレビ・ドラマ、
『相棒』が放送されていました。
場面は、
水谷豊扮する主人公の警部が、
事件の真相を解明するシーンでした。
話の中で、
強盗殺人事件を予知する『超能力』少年が登場するのですが、
実は少年は、
歯の治療で口腔内に入れられた異種金属のせいで、
それがアンテナとなって
電波受信機状態となり、
犯行時に使用されていた盗聴器の電波を偶然
傍受する形となっていて、
それを少年やその母親が
『お告げ』や『超能力』と勘違いしていた・・・
という話だったようです。
視聴者の中には・・・
『そんなバカな・・・。』
・・・なんて思った方もいらっしゃると思いますが、
実はこれはありうる話なのです。
矢山クリニック歯科では、
口腔内に埋め込まれている歯科金属から
マクロ・ガルバニック電流という
不自然な電気

これが健康障害を引き起こさないよう、
歯科金属をできるだけ使用しない歯科治療、
『ノン・メタル歯科治療』を推進しています。
その中で、実際に、歯の中に埋め込まれた歯科金属がアンテナになって、
あるラジオ放送を受信し、
ラジオの番組が耳に聴こえてくるという患者さんが存在しました。
この空間は電波に満ち満ちていますので、
耳に直接聴こえたり、
意識に上ったりするしないに関わらず、
口腔内の歯科金属は、
それらの電波を知らず知らずの内に
受信してしまっている可能性があります・・・。
しかし、まあ・・・ 続きを読む
2009年01月28日
DHA & EPA
(これも一種のイメージ操作、洗脳の1つ)
実は生命を維持していくのに必要な栄養素の1つです。
体内に摂り入れられた脂肪は、
『中性脂肪』となり、
『脂肪酸』に分解され、エネルギーの元になります。
脂肪酸は、
大きく『飽和脂肪酸』と『不飽和脂肪酸』の2つに分類されます。
『飽和脂肪酸』は
動物性脂肪に多く含まれており、
あまり摂り過ぎると、生活習慣病の要因となってしまうので、
要注意です。
『不飽和脂肪酸』は、
『一価』と『多価』の2つに分類され、
その中でも『多価』の『不飽和脂肪酸』は、
体内で合成ができず、
必ず食物から摂らなければならない脂肪酸であり、
『必須脂肪酸』と呼ばれています。
その『必須脂肪酸』は
大きく『ω(オメガ)-3系』と『ω-6系』の2つに分類されます。
その中でも、『ω-6系』の必須脂肪酸は、
必須な脂肪酸とはいえ、
やはり摂り過ぎると、
『飽和脂肪酸』と同様、
生活習慣病の要因となることが指摘されています。
要はバランスで、
『ω-3系』と『ω-6系』の必須脂肪酸を
バランスよく摂ることが大切です。
『ω-3系』に分類される代表的な脂肪酸が
『DHA』と『EPA』です。
DHAは、『Docosa Hexaenoic Acid(ドコサヘキサエン酸)』。
マグロ、カツオ、筋子(すじこ)、ハマチ、イワシなどの脂肪に
多く含まれています。
特に魚の目の周りにある脂肪に多く含まれます。
EPAは、『Eicosa Pentaenoic Acid(エイコサペンタエン酸)』
イワシやサンマ、アジ、サバなどの青魚の脂肪に多く含まれています。
このDHAやEPAは、
『EPAを多く含むアザラシや魚を常食とするイヌイットに
脳血栓や心筋梗塞の患者が少ないのは、
EPAの効果により、血液がサラサラになっているからである。』
という学説や、
『日本人の子供の知能が高いのは、
DHAが多く含まれている魚をよく食しているからである。』
とういう学説が発表されたことにより、
一躍世界中で脚光を浴びました。
その後の研究により・・・
・コレステロール、中性脂肪を減らす。
・ダイエットに効果がある。
・生理痛に効果がある。
・認知症に効果がある。
・降圧効果がある。
・糖尿病を防ぐ。
・ガンの予防になる。
・抗炎症作用がある。
・抗アレルギー作用がある。
・精神を安定させる作用がある。
・・・などの数多くの効果が解明されています。
バイオ・レゾナンス医学会の研究では、
ヘルペスやサイトメガロなどの、
ウイルス感染症にも効果があることも指摘されています。
現在、日本人は・・・ 続きを読む
2009年01月27日
チャクラと手印 2
生命をコントロールする
特殊なエネルギーの中枢、
『チャクラ』。
矢山利彦院長は、
そのチャクラを活性化する『手印』を
開発され、公開されています。
一般的に、
手印は単なる手指で示すジェスチャーであり、
ある意味の象徴的な表現であるとされていますが、
実は、何らかの『氣』を発動する
スイッチになっています。
前回は百会のチャクラを紹介しましたが、
今回は、『仙骨』のチャクラ、
別名『第1チャクラ』
『ムーラダーラ・チャクラ』
『根(ルート)チャクラ』
『基底(ベース)チャクラ』
・・・を紹介したいと思います。
仙骨は、
オステオパシーの1つの技法である『頭蓋仙骨療法』や、
『仙骨良法マート(MRT)』などの
治療法などにおいては、最も重要視されている治療ポイントで、
まさに『仙』(形而上の存在)、聖なる骨の名にふさわしいポイントです。
ヨーガの世界では、このチャクラには
『クンダリニー』と呼ばれる生命エネルギーが眠っているとされ、
クンダリニー・ヨーガは、
そのクンダリニーの覚醒、活性化を目標としています。
さて、その仙骨の手印は・・・

2009年01月26日
寒さが苦手な理由・・・

寒い日

実を言うと、私は寒いのが大の苦手です。

(病的なほど。
暑い

家族からも・・・
「あなた、ホントに寒がりねぇ・・・。」
・・・なんてよく言われます。
単純に・・・
『8月の夏生まれだからかいな・・・?』
なんて思っていたのですが、
今から20年ほど前、
私は、
その当時日本に来日していた
あるオーストラリアの霊能者の先生に
『前世』を見てもらったことがあります。
その先生が仰るには・・・ 続きを読む
2009年01月25日
水は何でも知っている?
株式会社I.H.M.の設立者、
江本勝氏の著書、
『水からの伝言』
『水は答えを知っている』。
これらの著書には、
美しい『水』の結晶写真が収録されています。
水は、
化学的に言ってしまうと、
水素と酸素の化合物にしか過ぎませんが、
生命にとっては、
最も基本的で、そして絶対に必要な存在です。
また、水は波動的な情報を記憶・記録するという、
特殊な性質も持っており、
『フラワーエッセンス』
『ホメオパシー』
・・・などの波動的治療にも応用されます。
江本氏の著書により、
この『水』の持つ波動的側面が
社会に広く認知されるようになりました。
ただ、これらの著書が教育の現場で
大きく採り上げられたのをきっかけに、
バッシング、反論も数多くあったようです。
正直、水の結晶写真の実験に関しては・・・
『ちょっと、実験が甘いかな・・・?』

『江本さん、それはちょっと言い過ぎでは・・・?』

・・・と思えるような箇所もあるようです。
同志社女子大学現代社会学部の
左巻健男教授の著書、
『水はなんにも知らないよ』
は、完璧に江本氏のことを皮肉った本で、
「波動水」
「小クラスター水」
「磁化水」
「π(パイ)ウオーター」
「トルマリン」
「マイナスイオン水」
「アルカリイオン水」
・・・などを、『怪しい水商売』としてメッタ斬り

確かに、左巻教授の仰ることも・・・
『もっともだな・・・。』
・・・と思います。
しかし・・・ 続きを読む
2009年01月24日
美輪明宏コンサート
『美輪明宏 音楽会≪愛≫』
が行われました。
偶然(?)にも、妻がチケットを手に入れてくれましたので、
私も参加しました。
美輪明宏氏は、
歌手、俳優、タレントとして有名ですが、
最近では『オーラの泉』など、
スピリチュアルな方面でも有名です。
美輪明宏氏の画像を、
携帯の待ち受け画面にすると、
幸運が訪れるという伝説もあるとか・・・。

(妻の携帯の待ち受け画面も一時期美輪さんでした。
ちなみに私の待ち受け画面は『座敷わらびー』。)
ステージは大変素晴らしいもので、
歌、演技はもちろん、
舞台の美術、照明、演出、構成、衣装、
歌の合間に行われる
歯に衣着せぬ辛口トーク

どれもが迫力

そして、驚いたのが、スタッフの方々の品の良さ・・・!

『さ、さすが美輪さんの所のスタッフだ・・・!
美輪さんの下で働くのは、色々な面で勉強にはなるだろうけど、
大変だろうな・・・。

・・・なんてことを感じました。
スピリチュアルな方面において
美輪明宏氏は賛否両論のようですが、
私は美輪氏に学ぶことが多々ありました・・・。
例えば・・・ 続きを読む
2009年01月23日
次回のホロ友
14:00~16:00
矢山クリニック気功道場(リハビリ・ルーム)にて、
『ホロトロピックふれんど』の1月の例会が行われます。
『ホロトロピックふれんど』とは、
矢山クリニックに関わりのある患者さんや、そのご家族方の
いやゆる『患者の会』です。
『ホロトロピックふれんど』の仲間のことを、
略して『ホロ友』と呼ぶらしく、
『ホロ友』の輪が、
次第に大きくなりつつあります。

さて、今回のお話しは・・・ 続きを読む
2009年01月22日
13番目の冥想
『かもめのジョナサン』で有名な作家、
リチャード・バックの小説
『イリュージョン』の中に、
『救世主のマニュアル』という本が出てくることを
以前紹介しましたが、
歯科の元島Dr.から、
興味深い冊子を見せて貰いました。
それは・・・
『十三番目の冥想』
・・・という冊子で、
雨宮第慈(ダンテス・ダイジ)という方の講話を、
SCL広島精神文化研究所の渡辺郁夫氏が
まとめられた講話録でした。
ダンテス・ダイジ氏は
インドにてババジ直系のクンダリニー・ヨーガの修行を行われ、
タントラ・ヨーガのグルとして活躍されたそうです。
ダイジ氏の遺著、
『ニルヴァーナのプロセスとテクニック』は、
秘伝クンダリニー・ヨーガの行法を日本で初めて公開した
冥想行法書なのですが、
後にオウム真理教に悪用されたことでも有名なようです。
何と、このダイジ氏の講話録『十三番目の冥想』に、
『イリュージョン』の『救世主のマニュアル』が登場します。
ダイジ氏によると、
『救世主マニュアル』は、
伝説のアトランティス時代に存在した、
ある1人の神官によって記された
『救世主入門』という原典を基に、
リチャード・バックが創作したものであるとのことでした。
(真実かどうかを証明することは不可能ですが・・・。)
そして、この『救世主入門』をテキストにして、
ダイジ氏が
詳しく、しかもわかりやすく、
仲間たちに解説されたのをまとめたのが、
この冊子、『十三番目の冥想』なのです。
巻末には、付録として、
原典『救世主入門』が掲載されています。
この冊子の内容自体は、
いわゆるニューエイジ的なものになっていますが、
その中にも多くの学びがありました。
例えば・・・
2009年01月20日
タミフル耐性インフルエンザ
インフルエンザの特効薬として知られている
オセルタミブル(商品名タミフル)に対する耐性を持つ
インフルエンザ・ウイルスが日本で確認され、
その調査の中間報告が、
国立感染症研究所より公表されました。
それによると・・・
1.都道府県11ヵ所より採取した、
今シーズンのインフルエンザ・ウイルス(Aソ連型、A/H1N1)の
35株中、34株(97%)より、タミフル耐性ウイルスが検出された。
2.このウイルスは、昨シーズン、
ヨーロッパを中心に出現した北欧系統のウイルスと同じであった。
3.今シーズンのワクチン株の類似株であるため、
予防ワクチンの効果は期待できる。
4.インフルエンザに有効な、もう1つの薬剤、
ザナミビル(商品名リレンザ)に対する耐性は認められていない。
5.今シーズン確認されている他のインフルエンザ・ウイルス、
A/H3N2(A香港型)、B型)には
タミフルが有効である。
6.このタミフル耐性インフルエンザの病原性は、
従来のインフルエンザと同程度である。
・・・などが明らかにされています。
報道によると、
タミフル耐性インフルエンザの集団感染が、
横浜市内で発生していたことが、
横浜市衛生研究所の調査で判明しました。
また、東京の病院では、
職員と入院患者約100人にインフルエンザの集団感染が発生し、
死亡例も出ている事が報道されていますが、
この集団感染を引き起こしたウイルスは
『Aソ連型』だったようで、
このウイルスもタミフル耐性であった可能性が指摘されています。
正直なところ、
一般的に、
日本におけるインフルエンザの治療は、
『タミフル』頼みになっている所がありました。
インフルエンザには、リレンザという、
もう1つの特効薬も存在しますが、
インフルエンザは非常に変異しやすいウイルスですので、
いずれこの薬剤にも耐性のあるインフルエンザが出現することが
予想されます。
インフルエンザに対する新薬の研究が日夜行われていますので、
将来、タミフルやリレンザ以外にも、
インフルエンザに有効な薬剤が登場するでしょうが、
インフルエンザはいずれそれらの薬剤にも耐性を獲得してしまう
可能性があります。
しかし、戦々恐々

西洋医学以外にも、
インフルエンザに有効な治療法は、世界中に存在しているからです・・・。
矢山クリニックは・・・ 続きを読む
2009年01月19日
火の鳥
医療者として大切なテーマの1つなのですが、
ふと・・・
『娘たちにもそろそろ『命』の大切さを教えようかな・・・。』
・・・なんてことを思い立ちました。
『さて、どうやって教えようか・・・?』
そこで思いついたのが、
教材に、
医学博士でもあった
手塚治虫氏の漫画、
『火の鳥』を用いること・・・でした。
『火の鳥』は、
永遠の生命を持つという、
世界各地の伝説に登場する鳥で、
別名、その名も『不死鳥』。
ギリシャ神話ではフェニックス、
エジプト神話では霊鳥ベンヌ、
ペルシア神話ではフマ、
ロシア民話ではジャール・プチーツァ(熱鳥)、
インド神話では『ガルーダ』、
中国の伝説では霊獣『鳳凰(ほうおう)』、
神獣『朱雀(すざく)』などと呼ばれています。
手塚氏は、『不死鳥』の伝説をモチーフとして、
ご自分の思想・死生観・宇宙観を根底に、
ライフワークとして
『火の鳥』を手がけられました。
その活動は晩年まで続けられましたが、
『火の鳥』はついに未完のまま終わってしまいます・・・。
私がこの作品を初めて読んだのが、
ちょうど10歳くらいの時。
『火の鳥』は、
当時、
いわゆる勧善懲悪モノのマンガ作品が多い中、
ほとんどのエピソードのラストが
ハッピー・エンドとはいえないもので、
主人公や主な登場人物が結構命を落としたり、
人間の持つ醜さ、業深さ、愚行なども数多く描かれたりしており、
子ども心に大変ショックを受けたことを今でも覚えています。
『世の中は良か良かばっかりじゃないんだ・・・。』

『火の鳥』は、
古代から未来まで、
舞台も日本をはじめ、
ヨーロッパなどの世界各地から
宇宙まで、
数々のエピソードが遺されていますが、
私が最も好きで、最も影響を受けた作品が
『未来編』です。
この『未来編』に・・・ 続きを読む
2009年01月18日
ヨード療法
群馬大学第一内科初代教授、七条小次郎先生の言葉です。
甲状腺の機能が亢進すると、
血中の甲状腺ホルモンが増加します。
甲状腺ホルモンは、
体内で、ヨウ素(ヨード)により合成されますので、
甲状腺機能亢進状態になると、
体内のヨウ素の総量が増加していることになります。
そのことに注目して作られた特殊なヨード剤が、
『MMKヨード』です。
ヨードは、一般的には化学分析(ヨウ素・澱粉反応など)や、
殺菌・消毒薬として用いられています。
ヨウ素のアルコール溶液、ヨードチンキ。
ヨウ素とヨウ化カリウムのグリセリン溶液、ルゴール液。
ヨウ素とポリビニルピロリドンの化合物、
ポビドンヨード(イソジン)などが有名です。
ヨードには、殺菌作用の他にも・・・
ガン細胞を直接破壊する作用、
ガンの転移を抑制する作用、
抗ガン剤の副作用を軽減する作用、
血流改善作用、
免疫賦活作用、
細胞の活性化作用
・・・などの数々の特徴があることが、
MMKヨードの開発者、C.L.I.内科皮膚科診療所院長、
森時孝先生の研究により明らかにされています。
矢山クリニックでは、
このヨードの特徴に注目し、
ヨードに漢方生薬などを配合した
『ヨウレチン』という薬剤を用いて、
『ヨード療法』を行っています。
現在、矢山利彦院長は、
ヨード剤の中でも、
細菌や真菌、ウィルス、原虫等、
広範囲の微生物に対する迅速な殺菌力をもつ
『イソジン』に注目され、
数々の感染症、
潜在感染、
日和見感染に応用するよう、研究を重ねておられます。
ちなみに、イソジンには・・・ 続きを読む
2009年01月17日
チャクラと手印 1
人間の身体、精神の働き、
生命をコントロールしているといわれる
特殊なエネルギーの中枢、
『チャクラ』。
矢山利彦院長は、
そのチャクラを活性化する『手印』を
開発され、公開されています。
『手印』は、
『印相』『印契』『印』『ムドラー』
・・・などとも呼ばれています。
一般的には、
手指で示すジェスチャーによって、
ある意味を象徴的に表現するもの・・・
とされていますが、
実はそれ以上の意味があります。
ドイツ観念論哲学の祖であるカントは・・・
『手は外に出た脳である』
・・・と言われましたが、
まったくその通りで、
極性を持った左右の手指、手のひらを自在に組み合わせ、
『印』を組むと、
脳や身体、経絡の氣、エネルギーの状態に変化が生じるのです。
今回は、頭頂部に存在すると言われている
『第7チャクラ』
(サハスラーラ・チャクラ)
(クラウン(冠)・チャクラ)、
チャクラを代表する経穴(チャクラ代表点)でいえば
『百会(ひゃくえ)』の解説をしたいと思います。
西洋医学的に言うと、
第7チャクラは
大脳皮質、及び松果体の働きと密接に関連しています。
このクラウン・チャクラは、
身体、感情、知性、霊性の全てを統合するチャクラとされています。
このクラウン・チャクラを活性化する手印は・・・
2009年01月16日
無財の七施
読経や戒名を頂いた時、
お坊さんにお渡しする謝礼や報酬のことを表しますが、
本来、『布施』というのは、
そのようなものではなく、
慈悲の心で他に『施し』を行うことです。
『施し』と言っても、
別に特殊なものではなく、
地位や財産がなくても、
いつでも誰にでも容易にできる布施の行があることが、
仏教の経典、『雑宝蔵経』に説明されています。
それは、
『無財の七施』というお布施です。
これは、医療に携わる者、
特にホロトロピックに関わる者であれば、
ぜひとも身につけておきたい
『クレド』みたいなものですので、
ここにご紹介したいと思います・・・。
1.『眼施(がんせ)』
慈しみに満ちたやさしい眼差しで人に接すること。
2.『和顔施(わげんせ)』
なごやかに、穏やかに、
笑顔で、にこやかな顔で接すること。
3.『言辞施(愛語施)』(ごんじせ(あいごせ))
温かくて思いやりのある、やさしい言葉をかけること。
4.『心施(しんせ)』
相手の立場になって、心を配り、
思いやること。
5.『身施(しんせ)』
自分の身体を使って奉仕すること。
6.『牀座施(しょうざせ)』
自分の席や順番を、相手に譲ること。
7.『房舎施(ぼうしゃせ)』
我が家を人の為に提供、お迎えし、
心のこもったおもてなしをすること。
以上の7つですが・・・ 続きを読む
2009年01月15日
『いただきます』
お金を払っているんだから、
給食を食べる前に『いただきます』を言う必要はない。」
「『いただきます』は、
宗教教育に繋がるので、
私の子には『いただきます』を言わせないで欲しい。」
・・・などと、たわけた(失礼・・・)ことを言う
親御さんがいるということを聞いたことがあります。
特に、2例目の件では、
担任の先生、校長、教育委員会を巻き込んで、
結局、
『いただきます』
を言わせないで、給食を食べる前に、
『ピーッ!!』
・・・と、笛を鳴らすようにしたのだとか・・・。
(先日の講演会で、木村まさ子さんも嘆いておられました。)
色々な意見があるとは思うのですが、正直・・・
『あのね、子どもたちは動物じゃないんだから・・・。』

・・・なんてことを思ってしまいます。
『いただく』のは、食材の『命』です。
食材である植物の命、
動物の命、
そして、食材を作ってくれた自然・人、
食事を作ってくれた人、
それら諸々に感謝の気持ちを表す言霊が、
『いただきます』
なのです。
我が家では、子どもたちに対する『食育』の一環として・・・ 続きを読む
2009年01月14日
最後だとわかっていたなら
2001年9月11日、
アメリカ同時多発テロの後、
世界中に配信された詩です。
この詩は、
9.11テロの際、
救出作業の途中で亡くなった29歳の消防士が
生前に書き残していた詩として、
世界中に大きな感動を生み、
非常に有名になりました。
私は、何故か(?)
この詩のことをふと思い出し、
サンクチュアリ出版より
佐川睦さんの訳で出版されていましたので、
読んでみることにしました。
この『最後だとわかっていたなら』の原作、
『Tomorrow Never Comes』は、
消防士が書いた詩ではなくて、
実は、
ノーマ・コーネット・マレックという
アメリカ人女性が、
10歳の時に事故で亡くなった息子さんを偲んで書いた詩であった・・・
ということを
初めて知りました。
しかし、誰が書こうとも、
この詩が生む感動に変わりはありません。
私は、以前救急病院に勤めていたことがありますが・・・ 続きを読む
2009年01月13日
マインド・コントロールする寄生虫
病原性を持った寄生生物、
すなわち原虫として有名です。
通常、猫を宿主とする寄生虫なのですが、
人間にも寄生し、
人類のなんと約3分の1に感染していることが知られています。
胎児・幼児や、
臓器移植後やエイズの患者さんなどの
免疫抑制状態にある方には、
脳炎や中枢神経障害・肺炎・心筋炎など、
重篤な日和見感染症を引き起こします。
一般的に、健康な成人の場合には、
感染しても、ほとんど無症候に留まり、
あまり問題を起こさないと言われています。
しかし・・・
バイオ・レゾナンス医学会では、
トキソプラズマのような日和見感染を引き起こすような弱毒の病原体は、
一般的に知られているよりも、
実は様々な病気の隠れた原因になっており、
数多くの問題を孕んでいるのではないかと疑われています。
(『5つの病因論』参照)
さて、このトキソプラズマは、
人間を含め、幅広く恒温動物に寄生しますが、
終宿主はネコ科の動物です。
トキソプラズマは、
ネズミをはじめとする猫の獲物に卵を産み付け、
それらの中間宿主に嚢胞を形成したり、
時には脳に寄生したりします。
通常、健康なネズミは猫の尿にとても敏感で、
尿に気づくと、そのエリアを避けるように行動します。
(ネコに食べられてしまわないように・・・。)
しかし、トキソプラズマに感染したネズミは、
猫の尿に鈍感になったり、
わざわざ猫の尿の匂いに誘われるように行動してしまうということが
研究により明らかにされています。
これは、トキソプラズマが、
自らを繁殖させるため、
宿主であるネズミの心理、行動に影響を与え、
マインド・コントロールをしている可能性があることを示唆しています。
では、トキソプラズマは、
人間の心理・行動にも影響を及ぼしているのかどうか・・・?
実は、
トキソプラズマの慢性感染により、
人間の心理や行動だけではなく、
なんと人格、精神疾患にも影響が及んでしまう
・・・という研究結果もあるようです。
(反応が鈍くなる、集中力が散漫になる、神経質になる、
反社会的になる、危険行為を行う、嫉妬深くなる、
統合失調症や躁うつ病に罹りやすくなる・・・etc)
トキソプラズマだけではなく・・・ 続きを読む
2009年01月12日
『食育』推進全国大会
『「食育公開授業
育み はぐくまれ
~佐々木の将人氏と木村まさ子氏から学ぶ~』
というイベントが、
『食育ネットワークさが』さんと
『オリザジャポニカクラブ』さんの主催で、
佐賀県西有田郡有田町の『炎の博記念堂』にて行われました。
このイベントで初めて知ったのですが、
(恥ずかしながら・・・

2010年6月12日と13日に、
第5回『食育推進全国大会』が
佐賀市で開催されることが決定しているそうです。
その全国大会に向けて、
各種団体や企業、
CSO(市民社会組織)、
行政が連携し、
食育への関心を高める県民運動が
昨年末からスタートしており、
このイベントもその一環であるとのことでした。
病気の予防、治療には、
ライフ・スタイルの改善、
その中でも特に、
『生命』に直結している『食』の改善が必要です。
将来の日本を背負って立つ子どもたちの健全な成長にも、
健全なる『食』が欠かせません。
政府もそのことを重要視し、
平成17年に『食育基本法』が成立。
毎年6月は『食育月間』とされ、
この6月に、『食育推進全国大会』が開催されることになったようです。
主催は内閣府と開催地の都道府県。
我々のような民間の機関だけでなく、
公的な機関に
『食』に対する理解と関心が高まり、
全国に、地域に、
健全な『食』を広げていこうという気運が高まっていることは
一医療者として喜ばしい限りです・・・。

ちなみに・・・ 続きを読む
2009年01月10日
医師不足・・・
社会問題化しています。
基本的に、日本は医師の絶対数が不足しているという現実があります。
OECDの調べによれば、
日本の医師数は約26万人。
人口1000人あたり2.0人。
この数は、実はOECD加盟国中、
なんと27位・・・!
ちなみに、1位はギリシャ。
日本の約2.5倍の医師が存在します。
世界の医師数の平均は、人口1000人あたり3.0人。
なんと日本の医師数は、世界平均より12万人も少ないのです。
これは・・・
『医者が増えると医療費が増える』
・・・という考え方のもと、
政府の方針で、医学部の定員を削減し、
医師養成を抑制してきた結果であると考えられています。
医学部の定員が削減されはじめた折、
私は既に医師として働いていましたが、
『医者が多くなるから、定員を削減する』
という政府の意見には、当初から疑問を抱いていました。
私は大学の総合診療部に入局し、
地域の総合病院で各科を研修しました。
最近、特に医師不足で問題になっている、
産婦人科や小児科でも研修を行いましたが、
当直時は一睡

次の日は当たり前のように普通に仕事・・・
などというように、現場の仕事は当時から実に忙しいものでした。
(これが、当たり前だと内心では思っていましたが・・・)
こんな状況でもあったので、
『医師数を減らしてはダメで、もっと増やすべきなのでは・・・』
・・・なんてことを考えることもありました。
これは、あくまで個人的な意見ではありますが・・・ 続きを読む