2009年08月25日

ローフード

最近、『ロー・フード』が秘かに流行しているようです。

『ローフード(raw food)』とは、
加工されていない『生』の食材そのもの、
または生の食材を用いた食品を、
極力生の状態で摂取することを言うようです。

植物性食品のみを食べる
『ロー・ヴィーガニズム(raw veganism)』純菜食主義とは違い、
であれば、動物の肉などの動物性食品も食するようです。

『ロー・フード』は、
『ロー・フーディズム』『リビング・フード』とも呼ばれており、
食材を加熱することによって
失われがちである酵素ビタミンミネラルなどを
効率よく摂取することを目的としているようです。

全部『生』の状態で食するというわけでもなく、
摂氏46度以上加熱すると
食材に含まれているビタミンや酵素が破壊icon05されはじめるということから、
46度以下までの加熱であれば『ローフード』として認められ、
全食事の60%以上がローフードであれば、
一応『ローフード実践者』としてみなされるとのこと・・・。

『ローフード』を摂取することで、
病気の予防、治療となり、
健康増進ダイエットの効果があるとされ、
アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリアなどを中心に
いわゆるセレブが実践して人気を呼び、
最近では日本でも話題で、芸能人の実践者も多いのだそうです。

いかにも健康に良さそうなのですが、
矢山クリニック的には・・・
残念ながら『ロー・フード』は御法度に近いものがありますね・・・。face07

『5つの病因』として、
生の食材を食することによる
ウィルス、細菌、真菌、寄生虫などの
不顕性・潜在性感染が様々な病気の一因として
多大なる影響を及ぼしているということが
バイオ・レゾナンス的に明らかにされつつあります。

ビタミンや抗酸化物質の中には、
加熱した方が効果吸収力が増加するものがありますし、
加熱せずとも、どうせ酵素の大部分は胃酸によって破壊されてしまうという話もあったりで、
その効果を疑問視する研究もあるようです。

いずれにしても、
自然が豊かであった一昔前であればいざ知らず、
悲しいかな、現代では人間だけでなく、
野菜や肉、魚などの食材までもが
免疫力が低下して、
様々な微生物や病原菌によって汚染されているのが現実・・・。face07

食材はしっかり加熱して、
安全性を確保してから食する方が、私も無難だと思います。

もし、酵素を補充したいということであれば、
株式会社サンルートさんの、粉末状の酵素、
『酵素源』をお薦めするようにしています。


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Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(2)
この記事へのコメント
 この頃、お腹の調子がイマイチなので「うーん」と思っていたところに「酵素不足は便秘のもと。○○酵素を!」という広告が目にとまりました。
 「試してみようか?」と思って、その品物をネットで調べたら、「生野菜の濃縮液で作られています」と書かれてありました。
 以前、呼吸メジャーではしっくり来なかったプルーンのエキスを勧められて飲み、ゼロサーチで見事に引っかかったことを思い出しました。
 「これも同じかなぁ…?」「生の物からでなくて、顆粒状の物があるといいのに」「しげたん先生に相談してみよう」と思って、このページを振り返ってみました。
 振り返ってよかったです。
Posted by ぜんご at 2009年10月03日 10:11
ぜんごさん、こんばんは。

『酵素源』、試してみてくださいね。

(結構おいしいんです。
 これが・・・。)
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2009年10月03日 18:08
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