スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新の無いブログに表示されています。
新しい記事を書くことで広告が消せます。
  

Posted by さがファンブログ事務局 at

2012年08月17日

メメント・モる

『武士道といふは、死ぬことと見附けたり』

佐賀鍋島藩に伝わる・・・・・

『武士道』

・・・・・の教科書、

『葉隠』

・・・・・の一節であります。

ヨーロッパには・・・・・

『メメント・モリ』

・・・・・という言葉がありますが、
これはラテン語の宗教用語で・・・・・

『死を想え』

『死を忘れないで』

『人は皆、死んでしまうことを頭に置いておきなさい』

『自分がいつか、必ず死ぬことを忘れないように』

『死を考える事で、生きる喜びを感じよう』


・・・・・といった意味を持っています。

仏教では・・・・・

『死』

・・・・・は、
4つの『苦』、
すなわち・・・・・

『四苦』

・・・・・の1つで、
『煩悩』の起源であると捉えられています。

煩悩の起源であるがゆえに、
逆に・・・・・

『死を考える』

・・・・・ことによって、
『煩悩』を超越し、
『悟り』に近づくことができると考えられているようです。

医療が扱うのは、
まさに人さまの・・・・・

『生老病死』。

『武士道といふは、死ぬことと見附けたり』

・・・・・は、
すなわち・・・・・

『仏道といふは、死ぬことと見附けたり』

・・・・・であり、
そしてまた・・・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 22:35Comments(0)

2012年07月26日

あいうえお・しげくり院訓アップ・デート

徳川将軍家兵法指南役、
柳生家に代々伝わる家訓・・・・・

『小才は、縁に出合って縁に気づかず。
 中才は、縁に気づいて縁を活かさず。
 大才は、袖すり合うた縁をも活かす。』


・・・・・を元に
作った・・・・・

『あいうえお・しげくり院訓

 愛・因・運・縁・恩

 小才は、愛に出合って愛に気づかず。
 中才は、愛に気づいて愛を活かさず。
 大才は、袖すり合うた愛をも活かす。

 小才は、因に出合って因に気づかず。
 中才は、因に気づいて因を活かさず。
 大才は、袖すり合うた因をも活かす。

 小才は、運に出合って運に気づかず。
 中才は、運に気づいて運を活かさず。
 大才は、袖すり合うた運をも活かす。
 
 小才は、縁に出合って縁に気づかず。
 中才は、縁に気づいて縁を活かさず。
 大才は、袖すり合うた縁をも活かす。

 小才は、恩に出合って恩に気づかず。
 中才は、恩に気づいて恩を活かさず。
 大才は、袖すり合うた恩をも活かす。』


これを作って意識しだして以来、
何事かが起こった場合・・・・・

『お、
 これは一体、何の因だ・・・・・?』

『おお~、
 これは一体、何の縁だろう・・・・・?』

『おおっ、
 これは一体、何の運だろう・・・・・?』

『う~む、
 これは一体、何の恩だろうか・・・・?』


・・・・・などと考えるようになり、
良きことも悪しきことも、
悲喜こもごも、
全ての出来事に意味を見い出すようになりました。

まさに、人生は・・・・・

『奇縁まんだら』

・・・・・であります。

そんなことを考えていたら、
何となく・・・・・

『愛』

・・・・・がこの院訓にそぐわないような気がしてきました。

『愛』とは本来・・・・・

『慈悲』
『慈愛』


・・・・・の意味ですが、
日本ではいわゆる・・・・・

『煩悩』

・・・・・的な意味合いが強いため、
どうもこの院訓に合わないのです。

・・・・・というわけで、
この・・・・・

『あいうえお・しげクリ院訓』

・・・・・をアップ・デートすることにしました。

『愛(あい)』とは実は・・・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 23:01Comments(0)

2012年06月29日

しげ爺、スタッフ研修に参上・・・・・!!

先日・・・・・

『有限会社 在宅介護 お世話宅配便』

・・・・・さんに
スタッフ研修の講師として招かれましたので、
その関連施設の1つである・・・・・

『住宅型有料老人ホーム はいからさん』

・・・・・を訪れ、
2時間のスタッフ研修を行わせていただきました。

今回の研修で
私がテーマにしたかったのは、
スタッフ間の・・・・・

『調和』。

・・・・・というわけで、
しげ爺流の
医療、介護活動を行なっていく上で必要な
基本的なものの考え方、捉え方を提示し、
皆で考えていただくことにしました。

まず・・・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 21:18Comments(0)

2012年06月13日

愛の循環

ハワイに古来より伝わる
問題解決の秘法・・・・・

『ホ・オポノ・ポノ』。

その方法は実に簡単で、
ただ淡々と
実際に声を出して、
あるいは心の中で・・・・・

『ごめんなさい』
『許して下さい』
『ありがとう』
『愛しています』

・・・・・と4つの言葉を唱えていくだけです。

しかし、簡単に見えて実は奥が深いこの『ホ・オポノ・ポノ』。

その問題点の1つが・・・・・

『愛』

・・・・・であります。

日本人は、
お国がら、他国の方々のように・・・・・・

『愛しています』

・・・・・を
あまり口にしません。

『愛しています』は、
あまり日本人には馴染まない言葉のようです。

日本では
諸外国と違って、
『愛』と言った場合・・・・・

『男女間の愛』

・・・・・を指す場合が多く、
たとえ・・・・・

『普遍的な愛』

・・・・・のつもりで『愛』を語ったとしても、
実際はそっちのイメージに引っ張られる傾向にあります。

『仏教』では、
『愛』は苦しみの原因・・・・・

『12縁起』

・・・・・の1つに数えられ、
煩悩の1つと考えられています。

『ホ・オポノ・ポノ』でいう・・・・・

『愛』

・・・・・は、
仏教で言う・・・・・

『慈悲』
『慈愛』

・・・・・に近いもの。

・・・・とは
いえ・・・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 21:17Comments(2)

2012年04月10日

デトックスとリラックスでグッド・エイジング

しげクリ10ヵ条

1. 心と身体と魂の健康を ほりほりずむ宣言
2. デトックスとリラックスでグッド・エイジング
3. 光線浴でリラックス
4. 発汗浴でデトックス
5. 心と身体と魂のバランシング、アロマ・トリートメント 
6. 食養の基本、『まごはやさしいげんこ』
7. 気功とは 心と身体と魂の運動療法です
8. きれいな言葉で心のデトックス
9. 漢方で 薬の卒業 目指します
10.鍼灸で 自然治癒力 高めます


しげた総合診療クリニックの診療科目は
基本的には・・・・・

● 一般内科
● 漢方内科
● アレルギー科
● 心療内科
● 小児科

・・・・・なのですが、
西洋医学に留まらない総合診療を目指し・・・・・

『ほりほりずむ宣言』

・・・・・を掲げ、
自由診療部門として・・・・・

● デトックス内科
● リラックス内科
● グッド・エイジング内科 

・・・・・を立ち上げました。

20年間、
総合診療に携わった経験より
私は・・・・・

1. 現代人は、
  何でも取り過ぎ、持ち過ぎ、抱え過ぎ。
  色んな意味で中毒状態。
  心も身体も解毒(デトックス)が必要。

2. 手放せば済んでしまうのに、
  現代人はストレスさえ持ち過ぎ、ため過ぎ、抱え過ぎ。
  リラックスが全然足りていない。

3. 現代人は
  煩悩の起源である『生老病死』にこだわり過ぎ、
  心と身体に毒素をため、
  ストレスにまみれてしまい、
  かえって逆効果になってしまっている。

・・・・・ということを痛感いたしました。

そこで考えた『ほりほりずむ医療』の3本柱が・・・・・

● デトックス
● リラックス
● グッド・エイジング

・・・・・だったのです。

身体と心のデトックスを行い、
身体と心のリラックスを得、
身体と心の成長、成熟(エイジング)を目指すことにより
身体と心と魂のバランスを整え、
病気を癒し、
心身ともに健康になっていく・・・・・。

そのことを一言で表現したのが・・・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 21:33Comments(0)

2012年02月26日

これがいいのだ。

矢山クリニック勤務時代、
私は・・・・・

『座禅断食』

・・・・・を体験させて頂きました。

ご指導いただいたのが、
臨済宗妙心寺派のお坊さん・・・・・

野口法蔵先生。

その野口氏の著書・・・・・

『これでいいのだ』
(七つ森書館)

・・・・・を、最近読ませて頂きました。

これでいいのだといっていると
家族が変わる
職場が変わる
まわりが変わる
だから
これでいいのだ!

これでいいのだといっていると
自分が変わり
世界が変わるのだ
だから
これでいいのだ!

これでいいのだといっていると
つまらないことはどうでも良くなる
たいしたことでは実はなかった
だから
これでいいのだ!


『これでいいのだ』

・・・・・は、
もともと・・・・・

『天才バカボン』の登場人物、
バカボンパパの口癖。

『バカボン』とは
『婆伽梵』、即ち・・・・・

『煩悩を超越した徳のある人物』

・・・・・を意味しています。

『これでいいのだ』

・・・・・は、
実は『悟り(覚り)』の境地を表現した言葉なのです。

『これでいいのだ』は
『実にいいのだ』なのですが、
最近私はさらに・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(0)

2011年12月02日

グッド・エイジング内科

『しげた総合診療クリニック』の
院訓は・・・・・



1. 正しい言葉を使うこと
2. 五戒を守ること
3. 何事も個人的に受け取らないこと
4. 思い込みをしないこと
5. 常に笑顔でベストを尽くすこと
6. コントロール・ドラマを演じないこと
7. 今を生きること
8. 常に気愛を込めること
9. 常に本来の自分であり続けること
10.ホリズム的に物事を考え、行動すること(ホリホリズム)


・・・・・ですが、
これは、ドン・ミゲル・ルイス氏の・・・・・

『4つの約束』

・・・・・を参考にしています。

The Four Agreements (4つの約束)

1.正しい言葉を使うこと。                     
 (Be Impeccable with Your Word.) 
      
2.何事も個人的に受け取らないこと。
 (Don't Take anything Personally.)

3.思い込みをしないこと。
 (Don't Make Assumptions.)

4.常にベストを尽くすこと  
 (Always Do Your Best.)


さて、その院訓の4つめ・・・・・

『思い込みをしないこと』

・・・・ですが、
医療の分野における大いなる思い込みの1つが・・・・・

『四苦八苦』の『四苦』にも含まれている・・・・・

『老・病・死』

・・・・・が、
あたかも悪いものであると捉えられていることではないでしょうか・・・・・?

加齢(Aging、エイジング)とは・・・・・

『生物学的には時間の経過とともに
 生物の個体に起こる変化』

・・・・・を意味していますが、
その中でも特に
生物が死に至るまでの間に起こる機能低下やその過程を・・・・・

『老化』

・・・・・と呼んでいます。

その老化を防止するために行われる
積極的予防医学の一種として・・・・・

『Anti-aging Medecine』
(アンチ・エイジング医学)
(抗老化・抗加齢医学)

・・・・・が誕生しました。

抗老化・抗加齢医学とは、                  
医学・及び周辺科学をも含む          
究極の集学的医学で・・・・・
               
● 人間の本来の姿                  
● 本来の寿命                      
● 至適な状態

・・・・・に、             
心身ともに持っていく事を目的とする医学とされていますが、
それはあくまでもタテマエで・・・・・

『老いたくない』
『老けたくない』
『いつまでも若々しくいたい』
『死にたくない』

・・・・・というホンネが見え隠れし、
自然の摂理、宇宙の法則を無視した、
いかにも自分勝手な欲望、煩悩を刺激し、
増長させてしまう危険性を孕んだ内容になってしまっているように思われます。

一般的に『老化』とは・・・・・

● 『加齢』により生じるマイナス面を表す言葉
● 年をとることによって起こる『負』の現象
● しみ、しわ、たるみ
● 白髪、薄毛、脱毛、禿
● 動脈硬化

・・・・・を意味し、
人々から忌み嫌われる内容になっています。

でも老化、加齢は本当に悪いことなのでしょうか・・・?
年をとることはデメリットなのでしょうか・・・?

それは、
実は人間の勝手な
思い込みなのではないでしょうか・・・?

国語辞典を引いてみると・・・・・

かれい【加齢】

[名](スル)
誕生日または新年を迎えて、
年齢が増加すること。
加年。


即ち、加齢とは・・・・・

● 『加齢』とは年を重ねる事
● 年々1歳1歳年をとるという単なる事実
● 自然な流れ
● 宇宙の法則
● 逆らうことは不可能、不自然

・・・・・ということであり、

『加齢』は防げないが、             
『老化』を遅らせたり、                 
あるいは逆行させる事は可能であり、         
これを行う医学の総称が
『アンチ・エイジング医学(抗老化医学)』

・・・・・といえるのではないかと考えられます。

しかし、
『エイジング』には・・・・・

『成長』
『成熟』
『熟成』

・・・・・という意味もあり、
ポジティブな意味合いも同時に持っています。

『エイジング』
『加齢』

・・・・は、
決してネガティブなだけな言葉ではないのです。

また、

『苦が悪である』

・・・・・というのも実は思い込みで、
『四苦八苦』を説かれたお釈迦さまも、
そんなことは一言も仰いませんでした。

『苦』とは、基本的に・・・・・

『自分の思い通りにならないこと』

・・・・・を意味し、
その『思い通りにならないこと』を
自分がどう捉え、解釈し、人生の中で活かしていくかが重要であることを
解説されたのが『四苦八苦』の要点になります。

そして、
『アンチ』
『アンタイ』
『Anti-』とは・・・・・  続きを読む

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(0)

2011年10月27日

あなたの思い込みはどれですか・・・・・?

『淡々と「事実」があるだけ、
 そう思う「心」があるだけ、
 ただ自分がどう受けとめるかだけ』


個々人の物事の受け止め方は
実に人それぞれです。

毎日、様々な患者さんと接していると・・・・・

『ええっ、
 この方は物事をそんなふうに捉えているんだ・・・・・』

・・・・・と、
驚かされることが少なくありません。

病院は
人さまの『生老病死』を直接的に取り扱う場所です。

お釈迦さまは、
『生老病死』という『四苦(しく)』は、
あらゆる煩悩の起源であるということを説明されましたが、
『生老病死』に関することは、
それがあらゆる『煩悩』の原因であるが故に、
そこに実に様々で多様な『思い込み』が発生するようです。

心と身体に良い『思い込み』であるならば
どんどん思い込んでいただいて結構なのですが、
それが心と身体にあまり良くない『思い込み』であった場合、
その呪縛を解いて差し上げるのも、
我々医療者の大きな仕事の1つなのではないかと思います。

『合理的ではない思い込み』
『Irrational Belief(イラショナル・ビリーフ)』は・・・・・

『心のブレーキ』

・・・・・とも呼ばれ、
この思い込みが強ければ強いほど
自分や他人を追い込み、
心と身体を傷めてしまいます。

自己実現や目標達成の妨げにもなり、
どんどん幸せから遠ざかってしまいかねません。

・「~しなければならない。」
・「~すべきだ。」
・「~あらねばならない。」
・「~してはいけない。」
・「~すべきではない。」
・「~あってはならない。」


自分の中にある
このような概念は
『合理的ではない思い込み』の可能性がありますので、
このような思考をしている自分に気付いたら・・・・・

『そうであるにこしたことはないが、
 そうでないこともある』

『そうとばかりはいえない』

『そうかもしれないが、
 そうでないかもしれない』


・・・・・と
誤ったプログラムを
随時書き換えていくと良いでしょう。

最後に・・・・・

『日本人が持ちやすい
 10の合理的ではない思い込み』


・・・・・をご紹介いたします。

ぜひ、チェックしてみてください。  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(4)

2011年06月30日

グッド・エイジング(Good Aging)

アンチ・エイジングAnti-Aging)』

・・・・・という言葉が流行しています。

『Aging』

・・・・・とは、『加齢』『老化』という意味。

この『Aging』に対する積極的予防医学、医療が・・・・・

Anti-Aging Medicine抗加齢・抗老化医学、医療)』です。

抗老化・抗加齢医学は、                  
医学・及び周辺科学をも含む究極の集学的医学で、
人間を・・・・・
            
● 本来の姿                  
● 本来の寿命                      
● 至適な状態


・・・・・に心身ともに持っていく事が目的とされています。

私も、この『アンチ・エイジング』の概念に賛同し・・・・・

『日本抗加齢医学会』

・・・・・にも入会し、
『アンチ・エイジング』を学び、実践してきました。

しかし、あることがきっかけで
私は少し『アンチ・エイジング』の考え方に
若干の違和感、疑問が生じてしまいました。bearing

そのきっかけとは・・・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(6)

2011年06月21日

『5悪見』と『7つの答え』

病気も含めた
数々のトラブルの根本原因とも言える
心の基本ソフト・・・・・

『煩悩』

仏道では、その煩悩を大きく6つに分類しています。
6大煩悩

1. 貪(とん)
2. 瞋(しん)
3. 癡(ち)
4. 慢(まん)
5. 疑(ぎ)
6. 悪見(あくけん)


今回のテーマは、6番目の煩悩・・・・・

『悪見』

・・・・・です。

『悪見』とは、
一般的に・・・・・

● 文字通り『悪い見方』をすること
● 自分勝手な解釈をして、
  物事を素直に、
  正しく観ようとしないこと


・・・・・を意味し、

● 不正見
● 我見


・・・・・とも呼ばれています。

その『悪見』には・・・・・

1. 有身見(うしんけん)
2. 辺執見(へんじつけん)
3. 邪見(じゃけん)
4. 見取見(けんしゅけん)
5. 戒禁取見(かいごんしゅけん)


・・・・・の5種類があります。

自分の感覚や経験を正しいと思いこむ心、
『有身見』

部分に固執する偏ったものの見方、偏見、
『辺執見』

因果の法則を無視した考え方、
『邪見』

自分のものの見方に固執し、
他を否定する
『見取見』

誤った決まりごと、観念を正しいと思いこみ、
こだわる心、
『戒禁取見』

これらの『5悪見』を正す方法が、
同じく仏道における『八正道』・・・・・

1. 正見
2. 正思
3. 正語
4. 正業
5. 正命
6. 正精進
7. 正念
8. 正定


・・・・・の筆頭、『正見』

しかし、ここで議論になるのが・・・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(0)

2011年06月16日

汝、妄想することなかれ・・・・・

の世界に・・・・・

『莫妄想(まくもうぞう)』

・・・・・という言葉があります。
これは・・・・・

『妄想することなかれ』

・・・・・という意味です。

『妄想』とは一般的に・・・・・

● 誤った思いこみ
● 根拠もなくあれこれと想像すること
● とらわれの心によって、
  真実でないものを真実であると誤って考えること
● 根拠のない、ありえない内容であるにもかかわらず
  確信を持ち、
  事実や論理によって訂正することができない
  主観的な信念

・・・・・といった意味があります。

ところで、
仏教には『八正道』という
『煩悩病』を治す心理・行動療法
伝えられています。

1. 正見・・・・・正しく物事を見ること
2. 正思・・・・・正しく物事を考えること
3. 正語・・・・・正しい言葉を使うこと
4. 正業・・・・・正しい行動をすること
5. 正命・・・・・正しい日常生活を送ること
6. 正精進・・・・・正しく努力し、励むこと
7. 正念・・・・・正しい念を持つこと
8. 正定・・・・・禅や瞑想などを行い、
          心を正しく定めること


最近、私は
この『八正道』の最初の2つ
正しく物事を見て、
正しく物事を考える・・・・・

『正見』
『正思』


・・・・・の大切さ、大事さ、重要さを、
実に痛感させられます。

正しく物事を見ず、
正しく物事を考えないと、
それは単なる・・・・・

『妄想』

・・・・・になってしまうからです。

その考え方・物の見方が・・・・・

『正しい』か否か?
『妄想』か否か?

それは・・・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(0)

2010年08月16日

セパレーション感覚

Y.H.C.矢山クリニックの・・・

『Y.H.C』

・・・とは、

Yamato Holotropic Center
 (大和ホロトロピック・センター)』

・・・の略称です。

そして、
Holotropicホロトロピック)』とは、
トランス・パーソナル心理学の代表的心理学者、
スタニスラフ・グロフ博士の造語。

ギリシャ語の・・・

Holos (全体)』

Trepein(向かって進む)』

・・・を合成して、
Holotropic』。

『全体性に向かう』という意味より・・・

『悟りに向かう』
『意識の成長・進化を援助する』


・・・という意味を持っています。

英語で『全て』『全体性』を意味する・・・

Whole』『Wholeness

・・・は、
Heal(癒す)』
Holy(聖なる)』と同様、
この『Holos(ホロス)』が語源です。

『全体』の反対が・・・

『部分』
『個』
『孤』
『我』
『孤我』
『自我』
『私』
『自分』
『孤独』
『孤立』


・・・で表現される一群の言葉。

仏教の世界では・・・

『四苦八苦』
『生・老・病・死』


・・・と言われているように、
『生』『誕生』は『苦』のはじまり、
『煩悩』の起源と考えられています。

精神分析学トランス・パーソナル心理学の世界でも、
出生や誕生そのものが、
『母親』という『宇宙』から切り離されるという
別離の体験となって
精神的外傷(トラウマ)になっていることが指摘されています。

そして、
その時の記憶
人間の悩みや苦しみの始まりとなり、
その後の人格形成の核となって、
人生体験全てのひな型になっているという概念を・・・

『バース・トラウマ』

・・・と呼んでいます。

この世に誕生し、
生をうける、
自我が芽生える、
自分を認識するということは、
実は・・・

『宇宙から切り離される』
『全体から切り離される』
『全体感、一体感からの分離』


・・・を意味しているようです。

そして、その際に感じる感覚、
切り離される感覚、
分離してしまう感覚が・・・

『セパレーション感覚』

・・・と呼ばれる感覚です。

仏教では、『生』を・・・

「苦」「煩悩」のはじまり』

・・・と捉えていますが、
『生』自体が問題なのではなくて、
実は、この『セパレーション感覚』が問題なのです。

(老・病・死も、また然り・・・。)

セパレーション感覚とは、
自分が、全体・宇宙から切り離されているという孤独感疎外感

そしてそれは、
あらゆる『苦』『悩み』『煩悩』の根本原因なのです。

ユダヤ教キリスト教においては、
聖書『楽園追放(失楽園)』の話がこれを象徴しています。

『自分は、「宇宙」「全体」から切り離された、
 たった1人ぼっちの存在なんだ・・・』


我々は、
たとえ顕在意識で自覚せずとも、
多かれ少なかれ
無意識・潜在意識の領域で
実はこのように感じているものなのです。

人間は、その『セパレーション感覚』を埋めるため、
『全体』『宇宙』の替わりに
であったり、
男女関係であったり、
仲間であったり
会社であったり、
お金であったり、
様々なものに依存しようとします。

(もともと、本来、最初から、
 実は全てつながっているのに・・・。)

我々が提唱している・・・

『ホロトロピック』
『実存的変容』
『意識の成長・進化』


・・とは、
実は・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(2)

2010年08月13日

『煩悩病』の治療法

本日よりお盆なので、
今日は仏教の話題を・・・。

その昔、
『医王』とも称されたお釈迦さまは・・・

『煩悩』

・・・という病気の心理・行動療法として、
8つ正しい道・・・

『八正道』

・・・を提唱されました。
その中の1つが、
正しい念を持つという・・・

『正念』

・・・です。

『念』とは、一般的には・・・

『思い』『気持ち』『念願』

…というような意味ですが、
ここでいう『念』とは・・・

『心の働き』
『記憶する働き』
『対象に向かって心を集中し、冥想すること』


・・・という意味で、
『いつも心に思っている』状態や、
『記憶して忘れない』という状態も表しています。

何が正しくて
何が悪いのか・・・?

この辺りが意見の分かれるところではありますが、
一応お釈迦さまは、
世の中や人間存在を・・・

1. 『無常』であるのに、『常』であると考えている
2. 『苦』があるのが当たり前なのに、『楽』ばかり考えている
3. 本当は『無我』なのに、
  『自我』『エゴ』があるのが当たり前のように考えている
4. 『不浄なもの』『浄らか』と勘違いしている


・・・といった状態を

『四顛倒(してんどう)』

・・・と名付け、
それを正しく念ずることを・・・

『正念』

・・・と定義されたのでした。

そして、その『正念』の具体的な方法が、
4つ『念』
即ち・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(0)代替療法

2010年08月07日

八正道

病気の診断や治療だけでなく、
それをきっかけに
意識の進化、成長を目指すことが
『ホロトロピック・センター』の真の仕事なのですが、
日々の診療において
実に多くの患者さんが
様々な煩悩に悩み、苦しまれているということを
実感しています。

人はなぜ悩み、苦しむのか・・・?

その答えは、
実は2,500年ほど前、
仏教の開祖、お釈迦さまによって既に明らかにされています。

お釈迦さまは、
その悩み・苦しみを・・・

『四苦(生老病死)』

・・・と表現し、
さらにその『苦』を滅する方法論として・・・

『四諦(したい)』

・・・という4つの真理を明らかにされました。

その4つの真理とは・・・

1. 苦諦(くたい)
2. 集諦(じったい)
3. 滅諦(めったい)
4. 道諦(どうたい)


・・・で、
略して『苦集滅道(くじゅうめつどう)』とも呼ばれています。

お釈迦さまは、実は・・・

『医王』

・・・とも呼ばれるほど医学、医療にも詳しく、
この『四諦』も医療で考えると非常に理解しやすくなると思います。
即ち・・・

『苦』・・・病気、病名
『集』・・・その病気の原因
『滅』・・・病気の原因を取り除き、病気が治った健康な状態
『道』・・・病気の治療法


・・・の4つ

そして釈迦医王は、
その病気の治療法として、
8つの方法・・・

『八正道(はっしょうどう)』

・・・を我々に伝えてくれています。

『八正道』とは・・・

1. 正見・・・正しく物事を見ること
2. 正思・・・正しく物事を考えること
3. 正語・・・正しい言葉を使うこと
4. 正業・・・正しい行動をすること
5. 正命・・・正しい日常生活を送ること
6. 正精進・・・正しく努力し、励むこと
7. 正念・・・正しい念を持つこと
8. 正定・・・禅や瞑想などを行い、心を正しく定めること


・・・で、
この8つの方法を実践することで
人間が生まれることによって
罹患してしまう最も根本的な病気、
『苦』を治療することができるというのです。

しかし・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(0)生き方

2010年07月14日

6大煩悩

日々の診療の中で、
患者さんやスタッフと接していると、
実に多くの方々が、様々な・・・

『煩悩』

・・・にお悩みであるということを痛感させられます。

(自分も人のことを言えた義理ではありませんが・・・。coldsweats01

そして、この様々な『煩悩』が、
自然治癒力をブロックしている張本人であると言えます。

『5つの病因』の中央に位置しているのは・・・

『精神的ストレス』

・・・ですが、
私はこれを・・・

『煩悩』

・・・と書き換えても良いような氣がします。

『煩悩』は、仏教の基本的な用語の1つ

仏教は、世界3大宗教1つではありますが、
堅苦しく『宗教』と考えるのは止めにして、
『哲学』、あるいは、『道(どう)』であると考えると良いと思います。

『煩悩』とは、
人間の心と身体の苦しみを生みだす精神の働き。

『煩悩』は、いわば『仏教哲学』、『仏道』の核心部分で、
今から約3,000年近くも様々な流派によって研究されています。

その数は俗に108あるとされ、
『除夜の鐘』108回衝くのは
このことに由来されていると言われていますが、
流派によって
その種類は様々のようです。

ここでは、
小乗仏教の代表的一派である・・・

『説一切有部』

・・・の説に従って、
『煩悩』を大きく6つに分類して解説したいと思います。

1. 貪(とん)
2. 瞋(しん)
3. 癡(ち)
4. 慢(まん)
5. 疑(ぎ)
6. 悪見(あくけん)


1. 『貪』は、『貧乏』の『貧』ではなくて、
   『貪欲』の『貪』
   『我愛』とも呼ばれ、
   万物を必要以上に求める心、むさぼる心です。
   『生』きることへの過度な執着は、
   『貪』という煩悩になってしまうため、
   医療においてはそのバランスが大切になってきます。

2. 『瞋』は怒り
   特に、自分の『エゴ』に触れた時に生じる怒りのことを指します。
   『シャドー』に触れた時の怒りは、
   実に激しいものがありますが、これも『瞋』に分類されます。

3. 『痴』は、『愚痴』の『痴』
   『無明』とも呼ばれ、直接的には『迷い』のことを指します。
  
1.~3.は、煩悩の中でも特に『三毒』『三不善根』と呼ばれる煩悩です。)

4. 『慢』は『我慢』の『慢』
   他人と比較して思い上がり、他人を侮る心です。
   何事も謙虚さが大切です。
   
5. 『疑』は『疑問』の『疑』
   真理に対して、まず疑ってかかる心です。
   素直さが大事ということでしょうか・・・。

6. 『悪見』は、文字通り、『悪い見方』をすること。
   『不正見』、『我見』とも呼ばれ、
   自分勝手な解釈をして、物事を素直に、正しく観ようとしないことです。

中でも、最近、私が最も注目し、氣にかけている根本煩悩が・・・

『悪見』

・・・です。

『果たして、自分は物事を正しく観ることができているか・・・?』

このような、言わば『セルフ3』客観的な視点は非常に大切で、
煩悩の塊である『セルフ1』の雑音に惑わされることなく、
できるだけ真理の塊である『セルフ2』
近づくことができるようにすることが・・・

『実存的変容(ホロトロピック・チェンジ)』

・・・には必要です。

『悪見』がクリアできれば、
残りの5煩悩・・・

『疑・慢・痴・瞋・貪』

・・・が、自然にクリアできると思います。

さて、『悪見』には5種類があると言われていて・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(0)代替療法

2010年07月10日

『コア・ビリーフ(中核信念)』

『信念(belief)』とは・・・

『固く信じて疑わない心』
『行動の基礎となる態度』
『正しいと信じる自分の考え』


・・・のことを意味しています。

通常、我々は『信念』を・・・

『持つべきだ』
『持たなければならない』
『持っていないとダメ』


・・・というふうに教育洗脳?)を受けるものです。
私もですし、武術を行っていたこともあり・・・

『全くその通りである・・・!!』punch

・・・と思っていましたが、
最近では・・・

『別に信念はあってもなくてもいいんじゃないの・・・?』happy01

・・・みたいに、多少ユルい考えに変化しています。

ところで、
物事を認識する基準になる考え方、
基本的な価値観のこと、
信念の中でも
その中心、中核を成す信念のことを・・・

『中核信念(core belief:コア・ビリーフ)』

・・・と呼びます。

人間が何かを認識し、判断し、行動をする場合、
このコア・ビリーフが基本になっています。

何らかの出来事に遭遇した場合、
我々は、
自分が持っているコア・ビリーフを基準にして
その出来事を解釈しようとします。

その結果、
その出来事と自分のコア・ビリーフが
合っていれば何も問題が生じないのですが、
合っていない場合、困ったことに問題が発生します。

『中核信念』、『コア・ビリーフ』と出来事がぶつかった時、
特に他人の『中核信念』、『コア・ビリーフ』とぶつかった時、
多くの場合、そこに・・・

『怒り』『争い』poutannoy

・・・が発生してしまいます。

出来事自体が人を怒らすことはありません。
出来事が起こって、
自分のコア・ビリーフと照らし合わせた結果、
一致しない場合に怒りが発生します。

『つい、カッとなる』poutannoy

・・・という表現がありますが、
実は『つい、カッ』となっていることはありません。

そこには、
遅い速いは個人差がありますが、
その人の持つ固有のコンピューターで
ある法則に則って
情報入力、処理、出力がきちんと行われているのです。

日々診療を行っていると、
実に様々なコア・ビリーフをお持ちの方に出会います。

『は・・・?』coldsweats01

『え・・・?』
coldsweats02

・・・みたいなコア・ビリーフをお持ちの方もいらっしゃれば・・・

『おお~』happy01

『う~む、さすが・・・』
lovely

・・・みたいなコア・ビリーフをお持ちの方もいらっしゃいます。

コア・ビリーフは人それぞれで、個人の自由
実は正しいか否かは関係ありません。
しかし、本人はそれを・・・

『正しい』

・・・と思っています。

そして、怒り、争いが発生した場合・・・

『自分が正しい。
 相手が間違っている。』


・・・と、必ず思っています。
コア・ビリーフに他人の理屈一般常識は全く通用しません。
本人にとっては、自分が信じているコア・ビリーフが唯一の真実で、
一番正しいことなのです。

他人のコア・ビリーフ、
意見や立場の違いを受け入れられずに・・・

『怒り』annoy

・・・という煩悩にハマって
苦しんでいる方が何と多いことか・・・。

(まぁ、自分も人のことを言えた義理ではありませんが・・・。coldsweats01

とにかく・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(2)代替療法

2010年07月09日

『健全思考』のススメ

『サイモントン療法』という、
アメリカの『心理社会腫瘍学』の権威、
カール・サイモントン博士が開発した、
ガンの心理療法があります。

サイモントン博士は、
本来は放射線腫瘍医だったのですが、
同じガンの患者さんでも、
治療に著しい効果が認められる患者さんがいると思えば
逆に全く効果が認められずに死を迎えてしまう患者さんもいらっしゃって、

『この雲泥の差は一体何だろう・・・???』

・・・といった疑問を持たれたようです。
そして、 サイモントン博士は
患者さんの精神・心理状態が、
ガンの治療の経過に大きな差を生むいうことを発見され・・・

● リラクセーション
● メディテーション(瞑想)
● ヴィジュアライゼーション(イメージ療法)
● ビリーフ・ワーク


・・・などの
心理療法を採り入れた・・・

『サイモントン療法』

・・・を確立されたのです。

そのサイモントン療法のビリーフ・ワーク1つに・・・

『健全思考ワーク』

・・・があります。

ガンに限らず、患者さんは多かれ少なかれ
不安、恐怖、心配、執着、欲望など、
実に様々な煩悩にお悩みです。

そんな煩悩は、
不健全な考え方、思考、信念を生み出し、
不健全な『心の基本ソフト』を構築してしまいます。

そしてそのソフトが常に起動することによって
ますます感情的なストレスが蓄積してしまうのです。

『健全思考ワーク』では、
この『不健全思考』の情報を
『健全思考』に書き換え、
健全な『心の基本ソフト』を再構築するのです。

具体的には・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(0)代替療法

2010年02月20日

『武道』と『仏道』

『5つの病因論』にもあるように、
『心』の問題は
実に病気に深く関わっているものです。

『心』の問題は、
仏教では『煩悩』という言葉で表現されていますが、
この『煩悩』の解消が
『心』の問題の解決に、
ひいては病気の治癒に繋がっていくものと考えられます。

そんな中、小池龍之介氏の・・・

『煩悩リセット稽古帖』ディスカバー

・・・という、実に面白い本に出会いました。

その著書の中で、小池氏は・・・

『仏教は宗教というよりは
 心をトレーニングするためのメソッド』


・・・と捉えられ、

「仏教」ではなくて「仏道」

・・・という概念を提唱されておられました。

『ふ~む、なるほど・・・。
 宗教だと考えるとちょっとした抵抗があるけれども、
 武道と同じような「道」であると考えれば、
 どなたでも抵抗なく実践できるいい概念だ・・・!!』
happy02

そんな『仏道』の神髄が・・・

『諸悪莫作(しょあくまくさ)
 衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう)
 自浄其意(じじょうごい)
 是諸仏教(ぜしょぶつきょう)』


・・・です。

これは・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(0)代替療法

2010年01月18日

人は合掌しながら怒ることができない

『夢習慣ナビゲーター』
『朝日記マイスター』としてご活躍の
佐藤伝氏の著書・・・

『夢をかなえる成功習慣』PHP研究所)に・・・

『人は合掌しながら怒ることができません。』

・・・という一節がありました。

『・・・。
 そういえばそうだよな・・・。』


試しに合掌し、
普通だったら頭に来るface09icon08ようなことを次々と考えてみました。
そうしたら、不思議なことに、本当に怒ることができません。

『本当だ・・・!!
 合掌しながら怒ることなんかできないぞ・・・!!』
face03

『怒り』とは、
何らかの欲求が満たされない場合、
それに対する不平・不満を表わす人間の基本的な感情

『怒り』は、
仏教では『根本煩悩』1つであり、
キリスト教でも『7つの大罪』1つとされ、
宗教的にはかなりネガティブな感情と捉えられています。

医学的にも、
『怒る』と
脳内にアドレナリンノルアドレナリンなどの
闘争ホルモン、緊張ホルモンが分泌され、
交感神経の緊張を引き起こし、
心と身体を痛めてしまうので、
健康のためにはできる限り怒らない方がいいとされています。

・・・とはいっても、
やはり人間ですから、
『怒る』ことはある程度仕方がないこと・・・。

以前、怒りの感情が湧いてきた時の対処法として、
『ジェファーソン効果』『ナベアツ効果』
ご紹介したことがありましたが、
この『合掌法』であれば、
怒りの感情が湧いてくる以前に、
その『怒り』の念、そのものを消去してしまうことができるようです。

また、『ゆらゆら健康法』を行って・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00Comments(3)

2010年01月13日

『宝満神社』に初詣・・・

毎年、私は初詣として
実家の近くの『八幡神社』『唐津神社』
地元の『梅野神社』などを参拝するのですが、
今年は妻の実家の近くにある『宝満神社』にも出かけました。



『宝満神社』は『宝』『満ちる』という、
実にお目出度い名前を冠する神社なのですが、
宝くじがよく当たることで有名な
唐津市の沖合い、玄界灘に浮かぶ高島にある神社、
『宝当神社』と同様、
宝くじファンの間で静かなブームを呼んでおり、
実は宝くじ当選祈願の人気スポットなのだそうです。

(高さ約14m『ジャンボ門松』も有名なようです。)

享保4年1720年)に建立され、
別名『産神宝満寺宮』とも呼ばれていて、
実際は宝くじの神さまなのではなく、
基本的には妊産婦新生児を守護する神社であるようです。

『子は国の宝と言うからなぁ・・・。
 さて御祭神は一体どなたかな・・・?』


・・・と思って確かめてみてびっくりしました。

宝満神社の御祭神は・・・  続きを読む


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 20:02Comments(0)