2009年08月17日

養生三訓

江戸時代儒学者として有名で、
医学薬学にも通じていた福岡藩士
貝原益軒

彼は、数々の著書を遺されていますが、
その中の一つに『養生訓』という著書があります。

この『養生訓』には、
ご自身の経験に基づいて、
いかにして長寿を全うするのか、
健康な状態で暮らしていけるのか、
その生き方についての解説が詳しく述べられているのですが、
その中に『養生三訓』といって、
『養生』を行っていく上で、
とても重要な3つのことを特に指摘されておられることを
最近知りました。
(恥ずかしながら・・・。face07

それは・・・

1.身養生
2.心養生
3.家養生


・・・の3つ

『養生三訓』によると、
『身体』の養生、
『心』の養生も大切なのはもちろん、
『家』の養生も重要であることを指摘されているようです。

この指摘には・・・

『さ、さすが、貝原益軒先生・・・。』face03

・・・と今更ながらではありますが、
私も大変感心してしまいました。

というのも・・・
夫婦間の問題、
親子関係の問題、
遺産相続の問題、
嫁姑問題・・・等など、
家庭のこと、
家族のことに何かトラブルがあった場合、
それが病気の発症の原因の一つになっていたり、
病気が治りにくい原因になっていたりすることが
多々あるからです。

それ故、
時間的に制限のある外来患者さんに対しては難しい場合もありますが、
特にガンや難病の方、入院患者さんにおいては、
家族間で何かトラブルがないかどうか、
可能な範囲でお尋ねし、
自らお話しされないような場合でも、
常々こちらから気に掛けるようにしています。

(隠されている場合も多いので・・・。)

飯田史彦先生も指摘されておられますが、
この世における最大の修行は、
断食でも滝行でも座禅でもなく、
実は『人間関係』・・・。

特に家族間の人間関係は、
そこに、より感情的なもつれがある場合も多く、
病気の治療に非常に支障があるのです。

病気を真に癒すには、
貝原益軒先生のご指摘の如く、
『身体』『心』だけでなく、
『家』のことも考える必要があるようです。

風水などの住環境も含めて・・・。)


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Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)代替療法
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