2009年03月16日
再処理工場を止めた人々
『30秒で世界を変えちゃうWEB新聞』や、
環境問題のフリーペーパー、
『豪快な号外』で有名な
TEAM GOGO!。
以前、佐賀でも
TEAM GOGO!の活動が行われていましたが、
現在、佐賀においては『TEAMシロクマ』の名称で
活動を行われているようです。
その『TEAMシロクマ』主催で、
3月25日(水)、午後7:00~
アバンセ4F 第3研修室にて、
1987年、ドイツで制作された
ドキュメンタリー映画、
『再処理工場を止めた人々
核分裂過程
SPALTPROZESSE』
が上映されます。
1985年、ドイツ南部にあるバイエルン州の緑豊かな小さな村、
ヴァッカースドルフに、
使用済み核燃料の再処理工場の話が持ち上がります。
この村は、元々は保守的な土地柄だったのですが、
住民たちは、この再処理工場の建設に反対します。
しかし、ドイツ政府は住民の声を無視。
建設を進めるために法律を変え、
反対デモには武力で対抗し、
強引に建設を進めます。
この映画は、住民運動、反対運動の一環として
制作された映画のようです。
この映画が制作された後も、
政府と業界の再処理工場建設運動と
住民側の反対運動の衝突は続きます。
建設差し止めの訴訟や、
異議申し立ての署名提出(その数なんと85万人・・・!)、
公聴会による長期間に渡る論戦・・・。
そして映画制作の2年後、
ついに再処理工場の建設は中止されます。
法律も改正され、
ドイツは原子力発電を段階的に廃止していくという、
『脱原子力』の方向に政策が転換します。
この時代は・・・
環境問題のフリーペーパー、
『豪快な号外』で有名な
TEAM GOGO!。
以前、佐賀でも
TEAM GOGO!の活動が行われていましたが、
現在、佐賀においては『TEAMシロクマ』の名称で
活動を行われているようです。
その『TEAMシロクマ』主催で、
3月25日(水)、午後7:00~
アバンセ4F 第3研修室にて、
1987年、ドイツで制作された
ドキュメンタリー映画、
『再処理工場を止めた人々
核分裂過程
SPALTPROZESSE』
が上映されます。
1985年、ドイツ南部にあるバイエルン州の緑豊かな小さな村、
ヴァッカースドルフに、
使用済み核燃料の再処理工場の話が持ち上がります。
この村は、元々は保守的な土地柄だったのですが、
住民たちは、この再処理工場の建設に反対します。
しかし、ドイツ政府は住民の声を無視。
建設を進めるために法律を変え、
反対デモには武力で対抗し、
強引に建設を進めます。
この映画は、住民運動、反対運動の一環として
制作された映画のようです。
この映画が制作された後も、
政府と業界の再処理工場建設運動と
住民側の反対運動の衝突は続きます。
建設差し止めの訴訟や、
異議申し立ての署名提出(その数なんと85万人・・・!)、
公聴会による長期間に渡る論戦・・・。
そして映画制作の2年後、
ついに再処理工場の建設は中止されます。
法律も改正され、
ドイツは原子力発電を段階的に廃止していくという、
『脱原子力』の方向に政策が転換します。
この時代は・・・
チェルノブイリ原発事故(1986年4月26日)によって、
現在よりも
世界的に放射能汚染の問題が
重要視されていたという状況もありますが、
(現在は、放射能汚染問題よりも、
経済やエネルギー問題の方がどちらかというと重要視・・・。)
それでも、
地域住民を中心とした反対運動により、
国の原子力運動が大きく転換したという事実、結果には
大いなる意味、価値、意義が存在すると思います。
TEAMシロクマさんは・・・
『日本初のプルサーマル実施がこの佐賀だったとしても、
日本が脱原発へ向かうきっかけとなるのもこの佐賀であるよう、
諦めず盛大に盛り上げていきましょう。』
・・・と述べられています。
時代やお国柄など、
多少違う面があるとは思いますが、
反対運動のアイディア、ヒントが数多く得られる映画だと思います。
プルサーマル発電、再処理工場問題に関心のある方は、
ぜひ一度この映画をご覧になってはいかかでしょうか・・・?
現在よりも
世界的に放射能汚染の問題が
重要視されていたという状況もありますが、
(現在は、放射能汚染問題よりも、
経済やエネルギー問題の方がどちらかというと重要視・・・。)
それでも、
地域住民を中心とした反対運動により、
国の原子力運動が大きく転換したという事実、結果には
大いなる意味、価値、意義が存在すると思います。
TEAMシロクマさんは・・・
『日本初のプルサーマル実施がこの佐賀だったとしても、
日本が脱原発へ向かうきっかけとなるのもこの佐賀であるよう、
諦めず盛大に盛り上げていきましょう。』
・・・と述べられています。
時代やお国柄など、
多少違う面があるとは思いますが、
反対運動のアイディア、ヒントが数多く得られる映画だと思います。
プルサーマル発電、再処理工場問題に関心のある方は、
ぜひ一度この映画をご覧になってはいかかでしょうか・・・?
Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)
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